書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

薛稷・昇仙太子碑陰(699)

2006-07-30 06:59:08 | Weblog

薛稷(649-713)
欧虞猪に薛稷を加え初唐の四大家とも呼ばれるが、
欧虞猪の亡き次の時代に活躍した。
伝わっている薛稷の書蹟は数少ない。

昇仙太子碑陰(699)
伝わっている数少ない中で碑文から薛稷の書であることが明確であり、
貴重である。
穏やかな書風は虞世南に通じる。