書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

徳川綱吉・大字

2009-04-16 07:49:26 | Weblog
徳川綱吉
(1646-1709)
江戸幕府第五代将軍。
凡庸であった四代将軍家綱の時代に低下した将軍家の権威向上に、
人材を登用し文治政治を推進する。
治安維持、経済政策などでも敏腕を発揮し善政を成している。
後に例の「生類憐みの令」などの悪政が施された。
綱吉の評価は二分されるが、
悪評の元になっているのは、忠臣蔵であり、黄門である。
いずれも俗説や後世に脚色された部分に因るところが多いと言う。
この字からも高い学識の人物だった事が覗える。

仁義