資生堂ギャラリーの「shiseido art egg」。
新進アーティストの公募制のプログラムだそうです。
今回で16回目なのだとか。
そしてその第1期で展示されているのは岡ともみさんの作品。
地下の会場は照明が落とされて薄暗くなっています。
ぼんやりと見えているのは古い時計。
そして時計は逆回転しています。
あの世とこの世はあべこべで、こちらが夕ならあちらは朝。
着物はこちらが右前に着るならあちらは左前。
このような考え方は「サカサゴト」と呼ばれるそうで、死人が出た際には日常の様々な動作を逆に行うという風習として各地に残っているとのこと。
忘れられようとしている葬送の風習やあの世の見方。
それらが逆回転する時計から映し出されます。
死を連想させる作品ですが、怖いわけではなくなぜか優しい気持ちになります。
それはたぶんそれらの風習に死者を大切に思う気持ちが込められているから。
人間って歴史のかなり早い段階から死者を葬送する風習があったようですね。
静かに死と向き合うことのできる空間になっていました。
新進アーティストの公募制のプログラムだそうです。
今回で16回目なのだとか。
そしてその第1期で展示されているのは岡ともみさんの作品。
地下の会場は照明が落とされて薄暗くなっています。
ぼんやりと見えているのは古い時計。
そして時計は逆回転しています。
あの世とこの世はあべこべで、こちらが夕ならあちらは朝。
着物はこちらが右前に着るならあちらは左前。
このような考え方は「サカサゴト」と呼ばれるそうで、死人が出た際には日常の様々な動作を逆に行うという風習として各地に残っているとのこと。
忘れられようとしている葬送の風習やあの世の見方。
それらが逆回転する時計から映し出されます。
死を連想させる作品ですが、怖いわけではなくなぜか優しい気持ちになります。
それはたぶんそれらの風習に死者を大切に思う気持ちが込められているから。
人間って歴史のかなり早い段階から死者を葬送する風習があったようですね。
静かに死と向き合うことのできる空間になっていました。