街に出てみることにします。
六本木交差点で目を引くのはカラフルなこちらの作品。
増田セバスチャン《Polychromatic Skin-Gener Tower-》
カラフルでポップな作品かと思いきや、近くで観るとかなりカオス。
ジェンダーを表現しているのだそう。
プランターバージョンもあります。
リヴァ・クリストフ《人間自動販売機》
もともとコンビニだったという場所に描かれているのは自動販売機。
そして売られているのは人間です。
完売御礼とか書いてあるところもあって、なかなかに強烈です。
何でもすぐに消費されて忘れ去られていくことに警鐘を鳴らされているような感じがします。
イグノポール1階で展示されていたのがこちら。
GengoRaw、吉田竜二、二口航平、吉田智哉《バズの囁き》
この作品は今Twitterでバズっているワードを使って、AIが詩を作るというもの。
大きな画面には今実際に呟かれていることが出てきます。
そして小さな画面にはAIが作成した詩が出てきます。
この作品の面白いところは、詩を作るAIが3台あって、全て性格が違うということ。
「良い子」「悪い子」「素朴な子」がいるのですが、どれがどの子なのかは質問したら教えてもらえました。
そう思って詩を読むとまた面白いです。
2分でバズワードは切り替わるのでずっと見ていられます。
ロアビルの壁面にも増田セバスチャンの作品がありました。
街なかも面白い作品が多くて見応えがあります。