京都府右京区にある旧嵯峨御所大覚寺門跡
弘法大師空海を宗祖とする真言宗大覚寺派の大本山で、
山号は嵯峨山。
本尊は不動明王を中心とした五大明王。
法親王が住職を務める「門跡寺院」でした。
平安初期、嵯峨天皇が離宮を営み、
空海が五大明王を安置する堂を建てました。
その後、嵯峨天皇の皇女で、淳和天皇の皇后・正子内親王が寺に改め、
貞観18年(876年)、淳和天皇の皇子・恒貞親王(恒寂法親王)が住職(門跡)につき、
開山となりました。
鎌倉時代、亀山法王や後宇多法王が、ここで院政を行った為、「嵯峨御所」と呼ばれ、
亀山天皇の子孫は大覚寺統と呼ばれるようになります。
南北朝時代の幕開けです。
1392年、南北朝の和解が成立。
南朝(大覚寺統)の後亀山天皇から、北朝(持明院統)の後小松天皇に
三種の神器が引き継がれたのも、この大覚寺でした。
空海の勧めで嵯峨天皇が浄書された般若心経が、
勅封(60年に1度の開封)として奉安され、
般若心経写経の根本道場としても知られます。
訪問は2013年1月4日。
この日、年末年始の寒波で京都でも、風が強く、雪。
サ、サブッ.........(((((;;-公-;;ノ)ノ
中に入ると、板の廊下が冷たい!!!
ツメタ!《《(ゝc_<;)》》ブルッ
勅使門
天皇からの使者(勅使)の専用門
右が本堂である五大堂
村雨の廊下
建物を結ぶ回廊は、縦の柱を雨、
直角に曲がる廊下を稲妻にたとえているらしい。
天井は刀や槍を使えないよう、低くしてあり、
うぐいす張りで、歩けば音が鳴る。
だだし・・・・寒すぎて、駆け足になりましたが・・・・
寒ッpq('д'lll)三(lll'д')pq寒ッ
大沢池は最古の人工林泉。
嵯峨天皇が離宮造営の際、中国の洞庭湖を模してつくったとか。
ということは・・・・
平安の時代から見える景色そのままってコト!
・゜・☆・゜:*(感´∀`激)*:゜・☆・゜・
気持ちいい空間でした。ヽ((●^∀^●))ノ
でも・・・・比叡山でも思いましたが、
ここで冬、暮らすの・・・私、無理!
せめて、絨毯欲しい(^^;)
売店のファンヒーターに足、突き出してしまいました・・・。
だって寒いもんは、寒いねん。゜(゜⊃Д;゜)゜。!!!!!
一度、行ってみて
京都府右京区 旧嵯峨御所大覚寺門跡