日本人の総氏社・伊勢神宮
内宮の正宮北門(裏手)から別宮・荒祭宮に・・・・
別宮というのは正宮と関わりの深い神様を祀った宮。
正宮に続いて格式の高い宮です。
荒祭宮は天照大御神荒神魂が祭神です。
天照大御神の荒魂を祀る、この荒祭宮と
外宮の豊受大御神の荒魂と祭る別宮・多賀宮は、
10日と13日にそれぞれ遷御の儀が行われ、
内外宮の残る12宮は来年以降に行われます。
新旧の姿・・・・別宮で撮れた!!(左:旧 右:新)
本当は残りの別宮にもお参りしたかったのですが、
またの機会にします・・・・。
参集殿まで帰ってくると、また人だかり。
ナンだろうな・・・・と思えば・・・・
これ! 奉祝狂言!!
で、いました!
和泉元彌氏、発見!
今度はゆっくり、隅々まで回りたいな・・・・と思いながら・・・
帰りは、おかげ横丁で食べ歩きました!!
伊勢神宮は倭姫命がご神体を遷してからずっと、この地にありました。
皇室の氏神として崇拝され、
南北朝時代まで、皇女・内親王が斎宮を勤め、奉仕してきました。
斎宮ではありませんが、現在の祭主は池田厚子さん(昭和天皇皇女)
職務は臨時祭主である黒田清子さん(今上天皇皇女)が代行しています。
江戸時代に入ると、「おかげ参り」が流行。
金銭を持たなくても、宿や飲食を受けながらお伊勢参りが出来たこともありました。
式年遷宮は持統天皇の時代から続く儀式。
戦乱の時代には中断・延期されたりもしましたが、
1300年続く儀式も今回で62回目。
旧宮の階段を下り、新宮につながるこの道に屋根が付けられ、
多くの方が見守る中、遷御の儀が行われました。
(左下に見える木々の間のパイプが、儀式の際の観覧席だったと思われます)
次は20年後。
日本人のお祭り・式年遷宮は、これからも続いていくのでしょうね。
余談・・・この後、渋滞25kmにはまり、大阪に帰り着いたのは22時でした。
一度、行ってみて
三重県伊勢市 伊勢神宮