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三冊
色々読みたい本を予約するが、自動車文庫にはありまへーーんていう返事ばっかり😓
フーガとむらさきは予約本。
むらさきのスカートの女
これは芥川賞受賞作。この人の本も初めて。
芥川賞は基本的に面白くない方が多いけど、新規開拓のために読んでます。
一言で言うと変。まるでストーカー。
わたしが一人称で語ると言うか進めていく物語。
私の住む街にいるいつもむらさきのスカートを履いてる女。
わたしは彼女を見つめて目で追っているばかりか、接点を持とうと必死。
やがて距離を縮めていくのだけども…
なんか湊かなえがいやミスならミステリーではないのだけどわたしの存在自体がミステリーなので同じカテゴリーでもいいじゃんとか言うレベルで不気味な話。
前半は面白く読めたのに後半失速してる感じが否めない。
まぁ芥川賞というのはこのようなものですよねーと会社の一番偉い人ととコメントしあった。
フーガはユーガ
伊坂幸太郎なので安心して読める。
予約したのは本屋大賞ノミネートだから。
芥川賞、直木賞、本屋大賞はノミネートもほぼ読むようにしてます。
主人公は常盤優我。
彼はとあるファミレスで、ひとりの男に語り始める。父親から暴力を受けながら育った幼少時代、そして同じ顔をした双子の弟、常盤風我のこと。
2人は、1年で誕生日の日だけ、2時間おきにお互いのいる場所に入れ替わってしまう瞬間移動の能力があった。
親からの虐待をうけつつ二人で乗り越えてきた…そんなフーガとユーガのなんだか切ない話。
子供時代からの虐待とそれ以上に謎めいてる血塗れの白いクマのぬいぐるみと事件…
後半一気にスピードを増しつつ
あぁーそーきますかー。というのがわたしと会社の一番偉い人の感想
感想が2冊とも同じで安心したり(笑)
ロンリネス
これはハピネスという本の続編。
ハピネスもロンリネスも東京のそこそこのタワマンを舞台にママ友とママ友の夫と不倫とかゴタゴタな話。
ロンリネスは続編でありさらにゴタゴタ。
わたしは浮気とか絶対あり得なくて、なんかこの人いいなと思うと、付き合ってた人に一目散で別れ話をした過去を持つ猪のような勢いの女だったんやけど(10代の時)
だからなんで旦那といるのに離婚しないで他の男の方にいくのかもわからんし、
男も男で、彼女も妻も妊娠させるような男な訳で(笑)
何一つ共感できないはなしです。
桐野夏生は好きなので見つけたら読むけど読むけど…というくらいかなー。
うーんドキューーんと脳みそに打ち込まれるような本にはなかなか出会えませんねー。