7年前、一緒に仕事をしていた元同僚のMちゃんが
松茸ご飯を炊いたから・・と届けに来てくれました。
15歳年下のMちゃんは今も私の大事な友達です。
中学生の子達がいて一番忙しい時間帯なのに
わざわざ届けにくてくれたことがとても嬉しくて
幸せな気持ちになりました。
そしてふと自分がMちゃん位の頃のことを思い出しました。
子供達が小さい時から、我が家には
ダンナさんが断固としてこだわったルールがありました。
それは「夜は家族団らんの時間、4人一緒に過ごす」
というものでした。
一見当たり前のことのようですが
これが結構面倒なことだったんです。
長女が小4の時だったかな、
陸上教室に行きたいと言ったことがありました。
運動が苦手な長女が自分から行きたいと言い出したことが嬉しくて
私は大賛成したのですが
陸上教室は夜だったので、ダンナは断固反対しました。
走るのが遅い事がなんだ、それより家族だんらんが大事
といくら話をしても聞き入れてはもらえず
結局長女は陸上教室を諦めました。
中学生になるとほとんどの子が塾に通い始めます。
が、塾は夜なのでもちろんダメです。
なので娘達二人とも、一度も塾に通った事がありません。
まあこれは二人とも行きたいと言わなかったので
問題はなかったのですが・・・
そして9時に就寝。
これについては守っていたかどうかは
私達が先に寝てしまうので知る由もありません(笑
このルール、今も娘達の中で生きているらしく
いまだに帰ってきたら、夜はずっと同じ部屋にいて
9時になると「おやすみ」と言って自分の部屋に行きます。
子供の頃と全く同じです。
さすがに9時には寝ないでしょうが
陸上教室の時はダンナの考え方が全く理解できませんでしたが
今になってみると少しは分かるというか・・・
正しいかどうかは別として
それが我が家の家族の在り方だったんだなあと
懐かしく思い出しました。
ということで、昔を思い出して書いた家族の‘絆‘の花書です。