絵手紙を始めたのは2013年1月ですから
丸4年が過ぎ、ちょうど5年目に入ったところです。
絵手紙を始める前、図書館にあるすべての絵手紙の本を借り
返却期限が来たら返してはまたすぐ借り・・・
を3か月くらい続けました。
色々なタイプの絵手紙の本がある中で
最後まで借り続けた本のほとんどが
日本絵手紙協会の本でした。
絵や字が特別上手というわけでもないのに
ハガキ一杯に、むしろはみ出るほど大きく描かれた
色とりどりの絵手紙に心惹かれ
私も習いたいと思ったんです。
同じ習うなら日本絵手紙協会の教室が良いと思い
協会に尋ねましたが、私の通える範囲にはありませんでした。
ようやく見つけた、車で1時間かかる教室に通い始めたのが
5年前の1月。
ところがこの教室、先生から何かを教わるという事が全くなく
各自好きな物を持ってきて絵手紙を描き
時間がきたら帰るだけで
1時間もかけて来る意味があるのかな?
って思い始めていた時、決定的な事を言われてしまいました。
苺を2つ描いた私に先生が
「苺は小さいでしょう、こんなに大きく描いたら苺らしくないわ」
はみ出るくらい大きい絵手紙が描きたい私には
ここは違うと思い、たった3か月でしたが辞めることにしました。
次に行ったのが車で30分ほどの県の施設内にある教室でした。
が、ここの先生は割り箸で描く先生でした。
でもそれも一つの手法として習おうと思ったし
何より先生がとても魅力的で
生徒の皆さんとも仲良くなり
楽しく3年通うことができました。
ただ、肝心の筆で描く絵手紙はここでも教わることが出来ませんでした。
そんな、協会の教室に一度も通った事のない私が
公認講師を目指そうと思い、その夢を叶えることができたのは
T先生との出会いのおかげです。
絵手紙ブログ巡りをして、たくさんの絵手紙を見た中で
一番好き!って思ったのがT先生の絵手紙でした。
ブログに書かれていた教室の名前から住所を調べ
教室宛に絵手紙を出したのです。
するとすぐに先生からも絵手紙が届きました。
その時の嬉さは今も忘れられません。
絵も字も感動の素晴らしさでしたが、それともうひとつ
綺麗な墨の色に感激したのを覚えています。
以来ずっと交流を続けて頂いています。
当時の公認講師申請に必要な単位の一つだった
「100日マラソン」のキャッチャーにもなって頂き
その後も、ご迷惑じゃないかと思いつつも
ず~っとたくさん絵手紙を出し続けています。
受け取ってくださる先生がいて下さるから
絵手紙への情熱が消える事なく今に至っているのだと思います。
去年の春、通っている絵手紙教室の先生が替わられ
念願だった協会の公認講師のT先生に教わることができるようになりました。
ちょうど小さい教室を始めることになったものの
教え方に悩んでいた時でしたので
T先生の指導方法を見ることが出来たのは本当に幸運でした。
私以外のほとんどの皆さんは割り箸でしか絵手紙を描いてなかったので
筆で描く絵手紙にシフトしていくのは大変なことで
反発もある中、T先生は素晴らしい指導力で引っ張っていかれています。
知らなかった技法を教わったり
絵手紙を書くコツのようなものを教わったり
毎回得ることが多く、今年度もまたお世話になろうと思っています。
絵手紙を始めてから絵手紙ブログの方との出会いもたくさんありました。
ここでも知らなかった事をたくさんたくさん教えて頂いています。
絵手紙をされてる方って、皆さん本当に親切で
私は人に恵まれてるって感謝するばかりです。
自分がしてもらって嬉しかったことを
今度は自分が人にできるようになりたい。
まだまだこれからですが
絵手紙を始める時、10年は続けたいと思っていた
ちょうど半分の5年目を迎え
気持ちを書きとめておきたいと思い
長々と書いてしまいました。
なのでスルーしてもらって結構ですよ
5年前の1月、初めて描いた一番最初の絵手紙です。
ここから始まった記念の一枚です。
かなり恥ずかしいです(笑