昨日の高尾山は、自然道6号路で登り始めて、琵琶滝からは、天狗焼きが売ってるケーブル駅へ向かう登山道を通った。高尾山へ登る人々の多くは、ケーブルカーまたはリフトで中腹まで行って、そこから自然道1号を登るのが一般的だから、麓から1号路でない自然道を登れば、それほど人は多くない。特に、昨日のような脇道を登れば、前後を行く人もすれ違う人もまばらで、自分のペースでのんびりと進める。でも、写真ではわかりにくいかもしれないけど、かなり急だなって…思う所もある。
まだ帰国して間もなく高尾山へ登ったときに、山頂から琵琶滝へ降りようと思ったら、土砂崩れで途中通行止めの標識が掲げてあった。でも、せっかくだから滝を見て帰ろう…と思って下っていくと、白人の女の子が、すれ違いにハァハァと登ってきたから「滝を見た?」って聞いたら「見たけど、通行止めで戻ってきた。」と言う。行かない方がいいって言わんばかりだったけど、ウンウンってうなずいて滝まで下りてから、通行止めの道を避けて、脇道で下りたけど…。彼女は脇道を示す日本語の標識がわからずに、来た道を戻らなければならなかったのかもしれない…。あの時、今みたいに、いろいろな登山道を知ってたらなぁ…。