赤き月障子に燃ゆる夜の長さ
先日、うとうとと浅い眠りにあった時、急に明るくなった部屋に目が覚めた。障子のメラメラと赤い様に飛び起きて障子を開けた。
赤々と月とも思えぬ光が、昼間のように地を照らしていた。ほっとはしたけれど、眠れなくなってしまった。
月の光は心を乱すことがある。煌々と地に注ぐ金色も、雲間の三日月も・・。
太陽に心を乱されることは決してない。なぜだろう・・、
太陽はいつも真っ直ぐにありのままを、肌で感じているからか・・。そう、それは体験しているのだ。
人の心も絶えず何かを反映していて真っ直ぐではない。その真っ直ぐではないところに、歌が生まれるのだけれど・・。
私たちがキリストの平安を、時が良くても悪くても変わらず映していますように。その祝福を、日々経験しながら生きて行きますように。