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今日はほとんど一日初雪が舞っていた。寒いのに私は雪を見るとなんだか嬉しくなる。冬生まれだからかなぁ・・。そんな中をちょっと小走りに歩き出したら、頭がぼぉうとしてほっぺが固まった。帽子をかぶってくるべきだったと思うほどのめずらしい寒さ。でも、これ、すがすがしくてそんなに嫌じゃない。最近こんな寒さを知らないなぁ・・。
まあるく刈り込んだお茶の木の、かんざしのような白い花は、もうすっかり姿を消してしまった。道ばたには、抜かれた大根が無造作に置かれていた。割れたのや、二股に別れたのが多いことから、きっと捨てられているのだろう。横目で見ながら通り過ぎる。横目の意味・・主婦としてはもったいないなぁと思ってしまう。
赤い小菊は可愛く雪に向かって咲いている。サザンカも雪が降ることではりきっているみたい。神様のプログラムに沿って出番を喜んでいる。それはべつに頑張っているわけではない、きっと。
栗の木の葉は日に照らされて金色になり、散り敷いた落ち葉を踏むとカサコソと音を立てる。雲の間から差し込むちょっとした日差しでも、ほっぺはほんわかと温かく感じる。それでも、錦の山々からチラチラと舞い落ちる淡い白い雪。
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