花は吉野の山桜 それは下から・・上から・・横から・・斜めから花ふぶく 淡い花色も重なれば、山を染めて花に閉じ込め 長々の年々に山を染め尽くし、地に散り敷いて・・ 花は憐れか儚きか・・、 いや、山桜さえいのちの燃える時をもつ