真っ青な空、その先に広がる山は金糸、銀糸の綾衣、贅を尽くした縫い取りを纏っていた。桜の梢が青空にキラリと光り・・赤や黄色の葉っぱが輝いて舞う・・。
秋の大盤振る舞い・・すべて造られたもの主をほめたたえよ!
今年は紅葉が美しい・・我が家のモミジも真っ赤に染まるのは珍しいこと。今まで黄色く散るとばかり思っていた。南天も、千両も、万両も、真っ赤な実を沢山つけて、まるで笑いかけているようだから・・、もうひとりの私が檄を飛ばす。
「泣きごとを言うな。顔を上げろ!」って・・。
ウサギのとこちゃんが死んだ時のことを、何の脈絡もなく思い出した。
あの時は、丁度申し込んでいた「ホームページ講座」が始まって、幾分心がそちらに紛れていったことなど・・。
今は紛らわしようもなく主の御前にいる。
紛らわされてたまるか・・って主人の思いが重なるようだったが・・しかし、それは違っていた。
主人にはもう何も必要ないのだ。私の心さえも・・。
彼らはもはや、飢えることもなく、渇くこともなく、太陽もどんな炎熱も彼らを打つことはありません。
なぜなら、御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。また、神は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。(黙示録7:16~17)
飢えることもない主人は、食べるための苦痛もなくなった。それはなんという感謝なことだろう・・。病んで食べることは辛いことでしかない。飲み込めないのに渇く苦痛からも解き放たれている。
涙をすっかり拭われて、もう何を思い煩うこともなく、主に安息して、その愛の中に満ち足りているのだから・・、私が貧しい愛を補う必要はなく、完成されているのだ。
その日がくれば、あなたの肩から重荷は取り去られ、首に置かれたくびきは砕かれる。(イザヤ10:2)新共同訳
二人の肩から砕き去られたくびき・・。45年という月日が一瞬に砕けたような気がした。しかし、神がこのことをされたのだから・・私は従順している。
そうして、ホームページ講座の変わりに、御前にじっと傷を曝して待って居る。
主は心の打ち砕かれた者を癒し、彼の傷を包む。(詩編147:3)
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