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長男がお腹の大きい妻と5歳の娘を連れて土曜日に帰郷した。彼が嵐の中を帰郷するのはこれで2度目。ハラハラしつつ、結局は家族でいっぱい祈って共に平安を頂いて待つことになる。なぜこういうタイミングになるのかわからないけれど・・・。日もとっぷり暮れ、強まる風雨の中を無事に到着した車の音を聞いた時、本当に嬉しくて飛び出して行って迎えた。
家族が共に住むことは麗しい事だけど、それには互いに、いくらかの緊張感と尊敬をもっていないと平和には暮らせないんじゃないかなぁと思う。核家族の中で幼い頃から個室を与えられ、我が儘な生活スタイルが当たり前になり、どんどん自己中心になって、その行き着くところは閉じこもりや、家庭崩壊、離婚と言うことなのだろうか、我が儘の実はひとりぽっちかもしれないな・・・。私は近頃のニュースを見ていてそんなことを思ったりしていた。
昔は大家族で住み、幼い頃より周りへの気遣いを自然に身につけた。母親が舅や姑に気を遣っている姿を身近に見ていたからだろうか・・。人と人がたえず肩ふれあって育つなかで、自然に相手の顔色や空気を見て気遣いつつ、自分がどのように振る舞うべきかを学習していったのだろう。沢山の心遣いの中にこそいっぱいの愛があることを、幼い頃から経験出来たことは幸せなことなのだと思う
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一年ぶりで彼らに会って、次男も兄家族との交わりを楽しみ、機嫌良く細やかによく手伝ってくれた。私は嫁さんに関西弁のレクチャーをしながら、ペチャクチャと積もるおしゃべりをし張り切って食事を準備。主人は孫の手を引いて畑に連れ出し、また遊ばせつつ孫の成長を一々感動している。
嫁さんの大きなお腹にも私たちの期待はふくらむ。孫はお絵かきが大好き、その中の一枚にはお母さんのお腹の中にしっかりと赤ちゃんが描かれていた。一日のバタバタとした大騒ぎも終えて、終い風呂の中でほっとした時、優しい家族を与えて下さった主に心いっぱいの感謝があふれてくる。
「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったかを、知らせなさい。」(マルコ5:19)