撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

クーセグ(Vas県)の教会

2013-02-18 20:10:46 | 海外生活

<ロケーション紹介>

 Szombathely (ソンバトヘイ)を過ぎ、国道87号線を北上していくと、オーストリア国境沿いの

 小さな美しい町Köszeg (クーセグ)がある。 人口は12,000人の、ハンガリーの西の砦とも

 云うべき城下町。  古い教会はなく、教会の興味というよりは、町の美しさに魅かれ道草を

 してみた。 

 

     Köszeg の中心                        英雄の門

 

 

     Jurisics (ユリシチ)城入口            Jurisics (ユリシチ)城側門

 

 

Jézus Szive 司教教会      聖イムレ教会(右側)

  (1894年建立)           (1618年建立)

   

 

 <七十三番札所; Köszeg (クーセグ)聖ヤコブ教会>

   ところ; クーセグ町の中心にある。

    教会は1403~1407年にゴシック様式で建てられ、17~18世紀に部分的に

    バロック様式で改築された。 クーセグでは最も古く、大きかった教会である。

    (現在ではJéyus Szive 司教教会の方が外観的には大きくて立派)

 

今日見られる教会の正面部は1807年     塔は15世紀に内陣の上に追加された。

に改築された。

             

 

教会内部は3層内陣構造で、祭壇背面の壁にはビザンチン風のフレスコ画が15世紀に

描かれた。 黒死病(ペスト)で苦しむ人々にマントを差しだす聖女の絵は保存度もよく必見。

 

  左側内陣

 

  左側祭壇の背面に描かれたフレスコ画

  

  右側内陣