8月20日はハンガリーの「建国記念の日」です。 ハンガリーには祝日になっている興国に関する
記念日が他に2つあります。 ①3月15日 ....1948年の独立革命の記念日
②10月23日 ....1956年のハンガリー革命(蜂起)の記念日
では、8月20日は歴史上、どんな日なのかということですが、ハンガリー王国の最初の王を国民皆
で祝おうということから、キリストの復活祭から50日目の日を「聖イシュトヴァンの日」と定めた
そうです。 日本での「建国記念の日」2月11日と同じような意味合いで、日にちが限定出来ないの
で「記念の日」として「の」を間に入れて “建国を偲んで国を愛する心を養う日” というのが正解なの
だそうです。 よって、この日は全国的にいろんなイベントが開かれ、その日の最後に「花火」が打ち
上げられる習わしとなっています。 ではその花火を覗いてみたいと思います。
1.ブダペストでの花火
午後9時より、くさり橋 (Széchenyi Lánchid) とエルジェーベト橋 (Erzsébet hid) を閉鎖して
橋の上から花火が打ち上げられていた(最近は、ドナウ川にボートを浮かべ、その上から打ち上げて
いるという記事があった)
● エルジェーベト橋の袂では、明るいうちから場所取り。 Aug. 20 2006 @ 5:15 pm
この時期、懐かしの “トラバント” がまだ走っていたなんて!
● 花火打ち上げ寸前には、ドナウ河岸には黒山の人だかり。 @ 8:43 pm
● 王宮 @ 8:56 pm
● 打ち上げがエルジェーベト橋から始まった @ 9:07 pm
● くさり橋でも打ち上げ始めた。 Inter Continental hotel と聖イシュトヴァーン大聖堂
● ゲッレールト (Gellért) の丘も照らし出される。
Aug. 20 2005
2.バラトン湖での花火
各市町村が個別に、9時より少しずつ時間をずらして打ち上げるが、当然、被る所もある。
遠くから眺めていても迫力に欠ける難点がある。 やはり花火は近くから打ち上げ音と共に
見るのが一番かと。
2-1. バラトン・ヴィラーゴシ (Balatonvilágos) のケース Aug. 20 2019
花火はやはり近くで見るもの。 花火の打ち上げ時間は各々、10分程度である。
Aug. 20 2017
Aug. 20 2017
2-2. バラトン・ケネシェ (Balatonkenese) のケース Aug. 20 2019
この花火が終わると、もう秋はそこまで。
これにて「ハンガリーの花火」は、お終いです。
本ブログへのご参加、ありがとうございました。
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