ペーチ (Pécs) はハンガリーの中でも、1,2を争う美しい都であり、ダウンタウンを
スケッチしないわけにはいかないだろう。
<スケッチ>
街の中心はセーチェニ広場 Jan. 05 2020 筆
街の人口は 16.5万人 で、ハンガリー第4の都市であり、バラニャ県の県庁所在地。
緑の丸屋根はイスラム教のモスクでオスマントルコ軍が残したハンガリー随一の置き土産で、
現在はカトリック教会として使われている。 Nov. 11 2018 撮
■ ペーチ・マーロム (Pécs-Málom) 聖ヨージェフ教会
<スケッチ> Jan. 04 2020 筆
日本では、いざ知らず都会の住宅地に、こんな古刹がと思うほど住民と共存している教会で
12世紀にロマネスク様式で、まずは外観の茶色の部分が建てられた(内陣と祭壇部外観)。
後に16世紀には白い部分(塔も含む)がバロック様式で増築され、19世紀には北側の
建物が改築された。
東側から見た教会 Jan. 01 2020
半円形の祭壇部と外壁に刻まれた紋様はロマネスク様式の特徴。
10年前(新しい墓標と案内板が増えた) Feb. 22 2009
スリット様の細長い窓は、ゴシック建築様式でも見られる。
右側の南門(茶色)はロマネスク様式で、上が丸く下に彫刻が施されるケースもある。
Jan. 01 2020
<教会内部>
茶色の内陣部分には、興味深い壁画が塗り潰した漆喰をそぎ落とした所々の部分で散見できる
Feb. 22 2009
祭壇との境のアーチ門部 Feb. 22 2009
祭壇の天井部
南門側の壁面
Feb. 22 2009
北側の壁面と説法台
Feb. 22 2009
白い建物の方は、紋章のような壁画があるが、これと云った興味深い物はなし。
<ロケーション>
これにて「ペーチをスケッチ(2)」は、お終いです。
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