俺の日々是精進!

気が付きゃなんだかアウトドア派になってた男のブログ

テント泊 in 秋の奥秩父 番外編

2018-11-20 19:33:00 | アウトドア・道具
夜も更けて時間は19時くらいだったかな、焚き火に当りながらまどろんで居た。
友人はウトウトとうたた寝状態、そんな時に山肌がライトでうっすらと照らされた。

自分のヘッドランプではないと即座に確信し、友人を起こす。

俺「ライトが光った、誰か来たかもしれない」

友人「マジすか?見て来ましょうか?」


そんな会話だった気がする。
ほぼ寝起きの状態の友人に行かせるのもなんなので自分が行く事にした。

誰かは分からないが、もしテント内を荒らされたりでもしたら不愉快なので「誰」なのかは確認しておかないと落ち着かない。

念のため護身も兼ねてナイフを握り、斜面を登ってベース地点へと向かおうとすると
ピカッ!と真正面にヘッドランプを点けた登山者の風貌の男性がいた。

見覚えがある、自分が道をパスして先に登ってもらった人だ。

取り敢えず
「こんばんは、こんな時間に珍しいですね」
と声をかける。

するとどうやら話の内容からするに、久しぶりに登山をしたものの夜になり下山ルートがわからなくなっていた時に我々に遭遇したようだ。

下山するのに我々が居るところまで登ってくるとは、正常な判断が出来なくなっていたのかもしれない。

自分が分かりやすい下山ルートまで案内がてら一緒に歩いて、見送ったものの
まさか夜の山で遭難者に遭遇するとは思わなかった(笑

かなり心細かったんだろうなぁ…
たまたま我々が居たから良いものの、下手すると焦りから崖下へ滑落なんてのも有り得るからね。

単独登山は早めの出発、早めの下山を心がけましょう!