昨日、塗り込んだ椿油がしっかりと染み込んだ。
適度に湿潤したウッドハンドルは手に吸い付く様にグリップしてくれる。
この感覚がまた堪らない。
カスストロムのSFK、刃付けがフラットグラインドで腹から切っ先までが鋭角なので先端を頻繁に使う作業に向いている。
川魚を捌く時に今度使ってみよう。
魚の頭をナイフで峰打ちして〆てから、肛門に切っ先を軽く刺して、エラに向かって切り上げる(腹ワタをキズ付けない程度)
そしてエラを外して腹ワタを全て取り除き、背骨付近にある血合を削ぎ落とせば下処理が完了。
この作業、ほぼ先端付近しか使わないので、こういうナイフがマッチするだろう。
ヘレのユートゥベーラは小指が完全にクリップしてくれるので、小指さえ引っ掛けていれば手からすっぽ抜けることが無いので良い。
スカンジグラインドは木に細工する時に扱い易いですね、木を削ぐ・切り込みを付けるのに良いです。
反面食材を切るのにはあまり向かない。
切り刃に角度が付いているため、フラットグラインドの様なシャープさではないです。
アレ用、コレ用と刃物が増えて行くものの結局野営に持っていく頻度が一番高いのがこれですわ笑
刃長5.5寸(165mm)、刃厚6mmのハマグリ刃の剣鉈。
分厚いハマグリ刃のため野菜などを切る時は「切る」というより「割る」という感じで調理には向かない。
魚を捌く時も、上記のナイフよりも長いため若干やりづらさがある。
しかし分厚いハマグリ刃は薪割りでは効果覿面。
木が「パッカーン!」と割れる感覚は爽快。
そして何より山の中で腰に下げていて一番落ち着くのがこの剣鉈ですね。