先日起きた、中国での飛行機墜落事故。
その映像を見た時は、恐怖だった。驚きでもあった。
なにせ、飛行機が90度の角度で垂直に落下していった映像だったからだ。
普通の飛行機のあんな墜落の仕方、あるのか・・・。
飛行機と言うのは翼が付いているから、落ちるにしても多少の浮力が働いて、斜めに落ちていくのではないか・・・と私は思っていた。もちろん落ち方によっては、斜めの落ち方の角度には違いがあっても。
まだ事故の詳細はわかっていないが、あの落ち方は、まるで翼がないような落ち方に思えた。
空中で飛行機同士が正面衝突して墜落した飛行機事故が過去に日本ではあったが、空中での正面衝突と同等の衝撃的な落ち方ではないか。あの垂直の落ち方は。
猛スピードで垂直に落ちてゆく途中の乗客や乗組員などの心境を考えると恐ろしい。
もしかしたら落下している最中ですでに気を失っている可能性もあるが。
巷では飛行機が嫌い、だから乗らない・・・そういう人もいる。私は飛行機は何度も旅行などで利用してきているが、飛行機移動にはさほど嫌な感覚はない。
目的地までの移動を時間短縮できる利点は大きいし、たまに窓際の席に座れると、そこから見下ろす眺めは好きだ。
だが、心のどこかには、墜落への怖さはある。多少なりとも。
でも飛行機の墜落事故など、車や電車の事故に比べたら確率は低いと言われているので、利便性の方を優先して乗っている。
ただ、無事に目的地に着陸すると、毎回安堵はする。それが正直なところだ。
とはいえ、たまに・・ごくたまに墜落事故のニュースに接してしまうと、あらためて怖さは感じる。
特に先日のような垂直落下の映像を見せられてしまうと・・・。
ともかく・・・先にも書いたが、あんな落ち方をしてる最中の乗務員や乗客の心境を考えると・・・恐怖でしかない。
あの事故・・・もしも翼がとれた状態で飛行機が落下したのだとしたら、どうして翼はとれてしまったのだろう。
しかもあの角度だと、両翼がもげていた可能性もある。
飛んでる飛行機の両翼がなくなってしまう・・・そんなことってあるのだろうか。
戦争時ではなく、普通の旅客機だとしたらなおさら。
飛行機の安全性の更なるアップのためにも、あの事故の原因が突き止められ、それが公表されることを願っている。
なぜなら・・私とて、この先また旅行で飛行機を利用することはあると思うからだ。
あの垂直落下の映像は、なにやらトラウマになりそうだ。
なお、この記事と、トップ写真は関連性はありません。
だから、無事に着陸した時に安堵感を感じるんだと思います。
他の交通手段に比べて事故の確率は低くても、いざ事故が起きた時、1番絶望的になるのが飛行機なんでしょうね。
普段のメンテナンスを頑張ってもらうしかないですね。
乗客としては、どうしようもないですから。
「墜落の時は真っ逆さまでした。
窓を見る余裕など全くありません。
これは確実に死ぬと思った……」と。
詳しくは『墜落の夏』(新潮文庫)をお読みになられてください。
今回は、中国の旅客機の大惨劇でありますが、日本の旅客機でも同様の有り様だったようです。
二度と航空機始め交通機関の大惨劇が起きませんように。