ソノシート「ウルトラマン」の付録

ソノシート「ウルトラマン」の付録を紹介しておこう。

付録の名前は「怪獣死闘ゲーム」。

ソノシートブックの表ジャケットの端がブックよりも長めに作られており、そこには３匹の怪獣のイラストが描かれている。
描かれた怪獣イラストの足の下には、それを切り抜いて「立たせる」ための「台」みたいなものも描かれている。

その怪獣イラストをハサミで切り抜き、「台」を折り曲げて立てる。

で、どこに「立てる」のかというと・・

ブックに「別紙」として挟み込まれていた怪獣島（多多羅島）の全体像の俯瞰図が描かれてる付録の上に「立てる」のだ。

で、その後どうするかというと・・


立たせた「怪獣イラスト」の近くを手などでバンバンと叩くのだ。

すると！


おお、なんということであろう。

イラストを立てた台や机を手で叩くことにより発生する振動により・・・

怪獣イラストが動き始めるではないか！

怪獣イラストは・・今や生命を宿したも同然だ！

なんてったって、イラストが動くのだ！！

こ、これはスゴイっ！








・・・・って、当たり前か（笑）。

要するに紙人形ゲームってわけだ。


で


一番早く倒れた怪獣の負け、一番最後まで倒れなかった怪獣の勝ち・・というルールらしい。

これを死闘と呼ばずして何と呼ぼう（笑）。

え？紙人形相撲と呼ぶ？？


まあ、そういう見方もありますね（爆）。


今考えると少々あっけない付録ではあるが、これで遊べた当時の子どもたちは、想像力もこれで培われた・・・ということなのだろう。
あっけなさを、自らの想像力で補って。