大河ドラマ「真田丸」が放送されてる時期に上田に旅してみたら、現地は真田一色だった。
まあ、真田一族は上田にとっては郷土の英雄だし、また一般の歴史ファンの中でも真田家は知名度は高い。特に真田昌幸や幸村は。
あまり歴史に興味がない人であっても、真田幸村の名を知らない人は少ないだろう。
日本史の中でも、ファンの間では特に人気の高い武将なのは確かだし。
なので、上田が真田一色なのはわかる。ましてや大河ドラマが放送されている期間は、なおさらだ。町おこしにもなっているだろう。
上田の町は、あちこちに真田一族や真田十勇士に関するものでいっぱいだった。
大河ではさすがに真田十勇士は出てこなかったが、大河と並行するように真田十勇士の映画が作られたりもしたせいもあってか、町の中では真田幸村だけでなく、真田十勇士に関するものも多数。まるで実在したかのように。
土産物屋には、多数の真田グッズや十勇士グッズがあふれていた。
上田に旅して、土産物屋に入った時、思わず衝動買いしてしまった食べ物があった。
それはセンベイ。
衝動買いしてしまったくらいだから、普通のセンベイではない。
大河ドラマ「真田丸」に出てきた印象的なセリフを、センベイの表面に塗った(?)ものであった。
この時私が衝動買いしてしまったのが、この「黙れ小童」センベイと、「なんとか勘兵衛」センベイ。
どれもドラマ「大河ドラマ」内で出てきたセリフで、印象的なセリフだ。
「なんとか勘兵衛」は、確かたった1回しか出てこなかったセリフだが、強烈に印象に残ったセリフ。
「なんとか勘兵衛」とは黒田勘兵衛のことだが、黒田勘兵衛は近年大河ドラマの主役になったばかりで、「真田丸」であえて黒田勘兵衛の名を出さなかったのは、かえって勘兵衛を意識しているみたいで面白かった。
「黙れ小童」は、ドラマの中でも何度も出てきたセリフで、私自身も大好きなフレーズだった。
このセリフを言っていた室賀正武というキャラはドラマの中では前半で居なくなってしまったが、もし室賀が長生きして、ドラマ内でも長く登場していたら、かなりの流行語になったのではないだろうか。
この土産物屋で見かけた「真田丸ゆかりのセンベイ」は、この2種類だったが、他にはなかったのだろうか。
もしももっと早く私が上田に行ってたら、他のセリフを乗せたセンベイもあったのかもしれない。
個人的に私がもしもこのセンベイを作る側だったとしたら、真田丸に出てきた「以下のセリフ」も、ぜひセンベイにしたかったところだ。
・「各々、ぬかりなく」
・「大博打の始まりじゃ!」
・「負ける気がしない」
・「大名でもない父上が」
・「あのクソ面白くもない兄貴」
このへんのセリフも、ドラマ内で個人的にすごく好きで、なおかつ印象的なフレーズだった。
なので、このへんのセリフもぜひセンベイにしてもらいたかった。
もしかしたら、あったのかな??
たまたま私が行った時にはすでに売り切れていただけで。
ところで・・
このセンベイ、買ったのはいいが、どうにも食べる気がしない。
食べるとなくなってしまうからね(笑)。
ハンカチにしてもよかったかもね。ハンカチなら、残していけるものね。
あ・・でも、大河ドラマが終わってしまったら、それらのセリフはいずれだんだん人の記憶から薄れていってしまうか。
だとすると、食べたらなくなってしまうセンベイのほうが、潔いのかもね。
ともあれ・・
こんなセンベイを作られたら、ドラマを見てる者としては、ついつい買ってしまうじゃないか~(笑)。
しかも・・・買ったはいいが、もったいなくて食べられないじゃないか~。
どうしよう(笑)。
こんなセンベイを作ったのは誰?(笑)
とりあえず、「真田丸」の放送が終わってからかな、食べるとしたら。
ところで・・「黙れ小童」という決めセリフを持った室賀正武と、真田昌幸は、ある意味いいライバルだったし、対立したり、時には協力したりもした、面白い関係。
この2人の人物を主役にしたドラマがあっても、面白いのではないか。
2人のいがみあいが。
というか、ドラマ内では、むしろ室賀が昌幸に対してつっぱっていた。
この二人に絞ったスピンオフがあっても楽しいかもしれない。
その時は、むしろ室賀を主役にしたらどうだろう??
だって・・・室賀の最後は・・悲しすぎたからなあ。
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