時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「ジョー&飛雄馬」に続くもの

2008年11月28日 | 漫画・アニメ、そして特撮

ひところ「ジョー&飛雄馬」という隔週刊誌があった。

掲載を「あしたのジョー」と「巨人の星」の2作品に絞り、昔週刊で連載されてた頃よりも遥かに多いページ数で、物語を最初からラストまでを週刊誌サイズで再掲載した雑誌だった。

とうの昔に完結してる作品だけに、昨今多い「原稿落ち」することもなく、一定のペースで再読できた。

この2作品は日本漫画史上に残る名作だし、知名度も抜群。
ストーリーを最初から最後まで把握してる人は多いはず。
だから、こういう雑誌を出しても売れるのだろうか・・・などと下世話な思いを私は持ったもんだった。

だが・・・この「週刊誌サイズ」で再び読める・・ってのはけっこう新鮮だった。

途中何号か買いそびれることもあったが、結局私は、物語が完結する最終号まで買ってしまった。

出版社のこの企画に、見事乗せられたということだ(笑)。

なんか、・・かつて熱中したことがあって、ストーリーを覚えてる作品であっても、週刊誌サイズの大きさ、紙質で、連載という形で再登場してくると、それが久々であればあるほど、読み返す意欲が湧いてくるもんだね。

普段「巨人の星」や「あしたのジョー」を読む時って、今では単行本であろう。
単行本の紙質やサイズのイメージが強かったから、この週刊誌サイズ&紙質で「連載という形での復刻」という企画は、面白いと思うようになった。

この雑誌、売れ行きはどうだったんだろう。

物語の最後までちゃんと続いた・・ってことは、そこそこ売れたってことなのかな。


だとしたら・・・このスタイルで復刻される「かつての名作」は、この先も出て来るんじゃないか・・と思った。

だが・・その後、こういった企画の雑誌は、少なくても私は見かけない。

ちょっと拍子抜け。

カップリングで出したい作品があっても、権利が他社に移ってしまったりしてるのだろうか。

また、たとえ双方がどんなに人気作品だったりしても、カップリングする作品のそれぞれのジャンルがあまりに違うと、「ジョー&飛雄馬」みたいな形では難しいのだろうね。
それと、双方に人気の差があっても、いけないだろう。

そういう意味じゃ、「あしたのジョー」と「巨人の星」は、希有な存在だったんだね。

最初に掲載された雑誌にこだわらなければ、「愛と誠」「男組」あたりカップリングで読んでみたい。
「サインはV」と「アタックNo.!」ってのもいいな。
「男一匹ガキ大将」と「夕焼け番長」ってのはどうかな。
「タイガーマスク」と「キックの鬼」は?
「ハレンチ学園」と「あばしり一家」とかね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猿の明日に架ける橋(?) | トップ | 峡谷鉄道は、更に山奥を目指す »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漫画・アニメ、そして特撮」カテゴリの最新記事