このブログでは、すっかりお馴染みの(?)、「ソノシート紹介シリーズ」は、まだまだ続く。
もう、これで第21作目。
「大復刻怪獣ソノシート」シリーズとしては、第6作目。
今回紹介するのは「怪獣大画報」というソノシートだ。
この作品は、どうやらソノシートのオリジナル作品のようで、この作品の映像作品というのは私が知ってる限りでは存在しない。
そう、オリジナルの絵本、キャラクター、そしてドラマだ。
なので、このソノシートに出てくる怪獣の映像作品はないし、おそらくキャラクターグッズなども発売されてなかったのではないだろうか。
オリジナル・・というぐらいだから、この作品にはこの作品だけの「作者」が存在する。
その「作者」とは、あの!大伴昌司 さん。
この復刻ソノシートが収められている「大復刻怪獣ソノシートシリーズ」のボックスの中では、この作品は、ある意味「目玉」的な作品だったようだ。
この作品を知ってる人は今では数少ないだろうし、リアルタイム当時これを持ってた人も少ないだろう。
いわば「幻の作品」だったかもしれない。
なので、希少価値があるに違いない。
ドラマの内容は、・・
ある日、青銅の大魔人が海に現れ、日本を襲ってきた。
何百年も前に、蒙古が日本を攻撃してきた時の「蒙古の青銅魔人」が、いきなり蘇り、鎌倉目指して海を進んでやってきた!
魔人は、何百年も前の自分の「日本を襲撃する」という使命を思い出したのだ。
古都・鎌倉、危うし!
日本では、僧侶たちがお経を唱え始めた。
すると!
山から伝説の大ムカデが!
そして海からは、伝説のカニ竜が現れた!
どちらも日本を守っていた、伝説の怪獣らしい。
日本のピンチに、僧侶の経に召喚されるように、現れた。
そして。
大ムカデとカニ竜は、力を合わせて青銅大魔人と戦い始めた!
話し合いで解決しない敵というものが確実に存在し、そういう敵から日本を守るためには、戦うしかないのだ。
それがいやなら、青銅大魔人のなすがままになるしかないのだ。
さて、鎌倉はどうなる?
そして、日本の運命やいかに。
ブックは絵本になっており、全ページのイラストが迫力満点だ。
見開きページで描かれたイラストは、読み飛ばす・・というより、眺め飛ばすには惜しすぎる出来で、じっくりと味わうことができる。
で、じっくり味わえば味わうほど、読者はそのイラストを見ながら自分なりの想像で、頭の中で映像作品を監督するのだ。
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