日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

文教厚生委員会で県内視察

2013年08月07日 | 日記
 昨日、今日と文教厚生委員会の県内視察に出掛けてきました。

 出雲、大田、浜田などの特別支援学校や高校を視察し、学校施設の状況等を直接見ることができました。

 多くの学校施設が老朽化しており、工事中のところもありますが、建て替えや改修が待たれていると感じました。教育施設の充実のための予算の抜本的拡充が急がれると改めて感じました。

 浜田市では、近隣の小・中学校はじめ、高校の校長先生に集まっていただき、教育現場での取り組みなどについて伺いました。

 文教厚生委員長から、生徒の学力低下の問題について提案があり、「学力向上の取り組みや学校現場の要望等を聴かせてほしい」と率直な問題提起がなされました。

 先生方からは「学校図書室が充実されたことで、学力向上に非常に効果がある」といった評価や「兼務ではない、専属の司書の配置を」などの意見が出されました。

 児童、生徒の中に貧困家庭の子どもが増えていること、学力格差が広がっており、個別対応の充実や教員の多忙化解消のためのマンパワー確保が待ち望まれていると強く感じました。

 子育て世代の若い人たちの生活が厳しくなっており、子どもを取り巻く貧困の格差、負担が広がっています。学校の教育環境の整備と同時に、家庭、地域での子どもを取り巻く環境を良くしていく取り組みが大変重要であると改めて感じました。

 今回の視察で、学力を向上する取り組みの視点から、様々な子どもを取り巻く環境整備の課題が明らかになりました。

 現場の先生方にはお忙しい中、時間を割いて各学校を案内していただき、また、貴重な意見を聞かせていただき、ありがとうございました。
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