会社のお客様にお年賀にお菓子をお持ちする
5、6、7日と毎日、和洋菓子のお店に通う
5日 それなりに買う
6日 それなりに買う
7日 「小」をたったのひとつ
5日は奥様 がキビキビと対応してくださった
特にこの日は、お饅頭を2個「召し上がってください」と
袋に忍ばせてくださった
「ありがとうございます」ニコニコ
6日も奥様が丁寧に迅速に対応してくださった
もちろん問題なし ニコニコ
問題は7日
おじさんが対応してくださった
実はこのおじさん(店主様)には元旦に対応して頂いていた
店頭は苦手らしい
器用でないようだ 時間がかかる
でもこの日(7日)はたったひとつの購入である
ま、いいか
店内はおじさんと私のふたりなので
おじさんの様子を見ていることにした
まず オーダーする
おじさんは冷蔵庫から生ドラ焼きを出してきて、箱に詰め・・・・
案じた通り時間がかかりそう・・・
表では夫が車で待っているし、これからまだお客様を回らなくてはならないので急ぎたいところである
「今日は奥様はお留守なんですか?」
「うん、奥様はね 留守なんです」
包装に手こずりながら話しだす
「私は店先の仕事は好きじゃないんだ だからばあさんが居る時は私は奥にいる」
やっぱりこの人、ご主人だったんだ
「お菓子はご主人が作るんですか?」
「そうだよ ココのはみんな私が作ってる」
ケーキ カステラ ドラ焼き お饅頭 クッキー などなど並んでる
どうやら包装は終わったようだ
私は、用意してあったお年賀の熨斗をおじさんに渡す
見ていると熨斗を微妙に曲げて付けていた アハハ
おじさん「あっ ○○○株式会社さん 沢山買ってくれてる会社だね ありがとう」
急に饒舌になる・・ 手を休めないで下さい・・私、忙しい
「会社はドコ?」
急に親しい口ぶりになっちゃって
「○○ です」
「あ、遠くから来てくれてありがとう・・云々・・お宅の近くに○○○という和菓子屋さんがあるよね・・・云々・・・ 美味しいんだってね」
「はい 美味しいです」
「私も今度買って食べてみようと思う 場所はドコ?」
「○ ○○です」
「ああ、そうかね ソコの大将は○○大学を出たんだってね
そんなに頭が良くて、・・・」 永遠と続く、
手は休まずサイズの合うビニール袋を探してる。
話を変えなくては、
「お菓子沢山の種類作るんですね すごいですね 甘い物が好きなんですか?」
「いや、あんまり好きじゃないね お酒は飲むよ」
「あ・・・・そうですか」 アハハ
合ったサイズの手提げ袋を探してる
ガサ、ガサ、ガサ
「これじゃ 入らないな~
こっちかな これもダメだな~
じゃぁ これでどうだ だめだな~
ばあさんはどれに入れた?」
「○○○です」
「そうか~ 無いナァ これもダメだし こっちのは寿司の大皿の袋だし 入ることは入るけど・・」
「いえ、 袋はもう要りませんから」
「そんな~ ちょっと待ってよ」
ガサガサ ゴソゴソ
「これも入らないなぁ・・ 横に入れていいかな これならなんとか入るよ」
「はい、けっこうです ありがとうございます」
もうなんでもいいです
おじさんの後ろにはビニール袋の山
入れようとして入らないと放り投げてるから、それが重なって思いっきり散らかし状態 アハハ “袋探し”が一番時間がかかったね
「沢山待たせちゃったね、悪かったね いつも沢山買ってくれるし、この饅頭をおまけにあげるから・・この間もおまけしなかったろ」
「いいえ、頂きました」と言いたかったのに
話しがより長引くし、ちょっと躊躇してる間に話しが他にそれている
「ありがとうございます」とだけ言っておいた
やっとお支払いの時が来た
これが、ややこしい、
ついでに自宅用のお菓子も数個買ってしまったのだ
何回も「この饅頭はあげるのだからね~」を連発ながらレジを打っている
夫からは「混んでますか?」のメールが届くし・・・
次から次への話題を振りきり、ようやくお店のドアを出られた
フ~ッ 疲れた
相当待ちくたびれた様子の夫だが
この様子を話すと大笑い
でもひとつ気になることがある
あの人(私のこと)、5日の日におまけをあげたのに、貰わない顔をして今日も貰って行った」という話しになってるんだろうな~
困るナァ イヤだなぁ
当分、あのお店には行きたくないなぁ・・・
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何食わぬ顔をして・・・っていう言葉
があるけれど、
こんな場合に使われるんだろうな~
いやだなぁ~ いやだなぁ~
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