今週のお題「あなたのお気に入りのブログ」
いろいろあるけど
やっぱりそれは最初のブログかなぁ
昨年の7月9日のものです
まだ、新米らしく初々しい?
では、こちらをどうぞ。
ブログを初めることになりました。
まだまだ お勉強中、順調に進みますように・・
何を書こうかなぁ っていろいろ考えましたが、
これに決~めた
最近一番心に残った事
それは大事件に繋がる、世間を騒がす、物騒な話に展開する、
そんなことを予想することがあったんです。
それはね、私のいとこの失踪から始まります。
いとこは仮によっちゃんと呼びます。
もう1ヵ月以上も連絡が取れないんです。じゃなかったとれなかったんです。
メールも電話も返事がない。
だんだん心配になった私はある朝、夫に言います。
心配だからよっちゃんの家に行ってくる。今日会社休んでもいいかなぁ?と
夫は二つ返事で付いて行ってくれると言う。
そこから急に不安が目前につきつけられます。
この話しを急ぐ前によっちゃんのことについて説明があります。
よっちゃんは長い間寝たきりの母親を1年半位前に亡くし一人住まい。
それまでは母親の看病の為退社して付きっきりでした。
今はパソコンでナントカって難しい勉強をして優雅に暮らしてます。
弟が一人、名古屋にいますが 没交渉?
友達もいないし、世間との接触が少ない。
通信販売の購入が趣味、商品が自宅に届くととたんに興味を失うらしく、
未開封のダンボールで足の踏み場もないくらい。
又当地はゴミの分別が徹底している。その為洗って乾かしたペットボトルや
容器が袋に詰められこれまたお家の中いっぱい。
そういえば生ゴミは見た事ないけどどうしてるんだろう。
とにかく新しい大きくおしゃれなお家が・・とため息がでます。
さ、話しの先を急ぎます。
行きの車の中ではいろんな想像が頭をいっぱいにします。
家にいるのかしら?倒れてる?お金にからんで犯罪に巻き込まれたのかもしれない、
それとも将来を悲観して?、寂し過ぎたのかも、思いはチヂに乱れます。
こんな時に限って近道しようとして道に迷いやっとのことで家に到着!
車、有った! 玄関に向かう
新聞紙を発見、随分溜まってる今年の1月末からのが溜まってる。
牛乳の箱を開ける。
これは今日配達されたのであろうのが牛乳3本健康飲料2本入ってる。
なぁんだ、昨日までのはしまったんじゃん、じゃあ居るってことじゃん
夫が言う 腐るから毎日牛乳屋さんが持って帰ってるんじゃないかな
えっ!そうなの?と親切な牛乳屋さんが頭をよぎる。
玄関をピンポン鳴らす。
電話をかける。
いずれも反応なし。
ドキドキしてくる。
家の周りを探索する。
ごみ袋(いろんな容器が入ってる)がお庭の隅々に出してある。
ソレをカラスがついばんだ跡がある。
(よっちゃんの名誉?の為ですがそれは洗浄後の為それほど悲惨ではない)
戸締りはきちんとしてある。でも家に元気がない。
ここで思い切って警察に連絡をすることにする。
・・・中略・・・
田舎のおまわりさんがバイクで登場。
ニッっと笑うと前歯2本が欠けているのが見える。
鉄のストローを毎日使っているように丸く欠けている。
とても気になる。が話を急ぎます。
私達がしたのと同じコトを調査し、記帳し、本部に連絡を取る。
よっちゃんの他の連絡先を探してもらうがここで行き詰る。
じゃあ どうしよう どうしたらいいんだろう
っと 突然
中を確認したい。窓を割ってくれませんか
えっ!ワルッ?
疲れたぁ 疲れたでしょ ここでお休みに入ります。
続きは後からね。
ココで前半終了
ココから後半に入ります
おまわりさんは、このままでは帰れない と言う
確認しない事には帰れない と言う
私は窓を割ることは出来ない、
あんた方だったら身内だからいい 割って下さい と言う
死んじゃったりしてたら・・わたし・・入れない・・
・・・沈黙・・
割ってくれたら ボクが入りますよ。あんた方は何もしなくていい
ホ、ホントぉ?
でも・・コワイ・・コワイよぅ
このままじゃ 帰れないんです とボールペンをいじってる。
ゼブラのボールペンだぁ と職業柄ヘンな事に気が付く。
ホントに確認とかしなくていいんですか?こわいよぅ
・・・沈黙・・・
心の中で・・もしもの事があったら どうしよう・・
ワイドショーなんかが来るんだろうなぁ・・夫も巻き添えにしちゃう
おまわりさんが割りやすい窓を探し、割り方を説明しだす。
あのぅ 数年前にFハウスで建てたんですが
そこに連絡してマスターキーを探していただいてもいいかしら?
いいですよ。
許可をいただいたのでFハウスに電話して探していただく
それも
私、怪しいもんじゃ ありません おまわりさんもここにいて
立ち会っていただいてます
なんてことまで口走ってしまう。
これでFハウスからの連絡待ちということになり、
手荒な事をしなくて済んで一段落。
で、じっと家を見る。
心の中で
“伯母さんごめんね、
よっちゃんのこと頼まれてたのにこんなことになっちゃって。
よっちゃんがあんな孤独な子?(年は恥ずかしくて言えない)
なんで何よりも心配してたのに
ホントにごめんなさい”
そこで突然携帯が鳴る
ギョッ! よっちゃんからだぁ 出てみる、切れた。
よっちゃんから、かかってきた。でも切れちゃった
ホントですか?
心の中で幽霊かも・・でも、そんなぁ・・
こちらから かけてみる。つながらない。
ほんとに そのヒトですか?
わからない 悪いヒトが持ってるのかも・・・
夫が言う
もし誰か携帯を持って行っても充電器まで持っていかないよ
もう何ヶ月も経ってるし、本人がかけてきたと思う
うん 冷静な一言。
おまわりさんより冷静ではないか。心強い。
勇気を出してもう一度電話してみる
よっちゃんの屈託のない声が聞こえる
なにか よう?
なぁんだ いまどこ?
別に用事はないんだけどどうしてるかなって思って・・・・
また 連絡するね。お返事ちょうだいね
うん じゃぁ
突然の思いがけない幕切れで良かったけど,一体なんだったんだ。
おまわりさんに平身低頭謝って、Fハウスさんにも謝って、
夫には感謝とごめんねをし、気が付くとお昼。
まぶしい日差しの中、車の列に混じって会社に帰ったのでありました。
これほど非日常的なことがあろうか、どっと疲れた一日でした。
あれからよっちゃんには連絡を取ってませんが、
私達のこの騒ぎを露ほども知らず今頃何してるんだろう。
今度ゴミをなんとかするように言おうっと。
あれじゃあ ご近所にご迷惑だわ。
ここまで一気に来てしまいました。
皆さま、長い事お付き合い下さいまして、ありがとうございました
ふぅ~ 疲れちゃったね