ヴァンス 日の出撮影の後
朝食もそこそこに作戦会議
まずニースまで列車で戻り、列車を乗り換えてミラノまで行き、又乗り換えてラッパローに行く こんな予定を二人で再確認し、その後行動開始。
ミラノ行きの車両の中は片側に廊下があって6座席つづの小部屋が並んでいました
あたしを挟んで窓側にマダガスカル出身、イタリア在住の方。
通路側にバニラーネ
前の座席でこちらに向かい合ってる3人は
フランスのお嬢さん、イタリアのマダム、イギリスの学生
通路側にも大きな窓があって、外の風景がよく見えます。
そして壁にはバスの補助席のような、折りたたみのシートがあります
こんなメンバーでイタリアに向って列車は走ります
みんなで仲良くなって自己紹介を始める
会話も弾んでくる
が、しかし真ん中に“ちんぷんかんぷん”のあたしがいる
も~ あたし疲れちゃう こう見えても気を使いまくってるあたし
それで、通路の座席を出して車窓から見える景色を楽しんでいた
その間に、バニラーネはみんなに言われて
ミラノまでいくより ジェノバで乗り換えたほうが時間が短縮できる
と言われて途中のジェノバで降りる事にしたようだ
マダガスカル青年はとても親切、彼もジェノバで降りたのでイタリア語の分からないバニラーネの為に、乗り換えまで付き合って下さった。
みんな良い人達だわ~♪
旅に出て、心細い時に親切にされると とても嬉しい
日本に来て困っている異国の方には極力親切にしてあげよう
道が分からなかったら教えてあげよう と心に誓うbaniramama。
列車も無事乗り換えたし、ラッパローも目前になった時
「荷物を気をつけてね 失くさないようにね」とバニラーネ。
「うん、分かってる なにも無くしてないよ。バッグも押さえているし」とあたし。
元気にイタリアの駅のホームに足を付けた時、念のためにバッグを調べてみた。
「あっ、お財布が消えている」
バニラーネ「えっ!ほんと? ちゃんと探してみて」
「無いよ・・さっきまで在ったのに・・」とあたし。
「あ~ 荷物を持たせた私が悪かった、とにかくあなたは座って。貧血起こしちゃうんでしょ こういう時」とホーム待合室まで行き あたしを休ませてくれた。
二人とも無言・・・・・・。
ホテルが駅の近くだったので、とりあえずホテルに行く。
あたしは ただバニラーネの後を付いて歩く。
ホテルのフロント係りの人はとても明るくて感じの良い人でした
お部屋に通されると、バニラーネが気を使う
「ちょっと寝たら?」
「バニラーネは?」
「私はカード会社に連絡してストップをかけて頂かなくっちゃ、
カードも亡くしちゃったんでしょ 他にナニが入っていたの」
「トランクの鍵」
「エッ!! トランク開かなくなっちゃったの?」
「ううん 大丈夫 閉めてなかったから」
「閉めてないぃ? そうか、私がさっき開けたんだよね・・ま、良かったけど。それに怪我がなくてよかったね」
コレが日本時間の夜10時頃(あちらでは15時頃)
バニラーネが友達に電話をして、カード会社の電話番号等、調べていただいていつまでも電話をしてました。
皆様には大変ご迷惑をお掛けしました
あたしはと言えば、ショックで1時間位 口も聞けない状態で
やっと夫に電話を入れたのが日本時間の真夜中のこと
寝ぼけ眼の夫は「えっ、それで、ケガなかったの?よかったね?おやすみ」それだけ・・・大物だわ~。
その声に、やっと元気を取り戻したbaniramamaでした。
「ちょっと散歩に言って来ようか」の言葉に目を丸くするバニラーネ。
バルコニーからは海が見えた。
パームツリーの向こうに桟橋が。
ここからフェリーが出ています
「あした 乗ろうね~♪」とあたし。
「うん、乗りたいね」と時刻表を調べたり、
夕方の6時頃から散策をしました
もちろんあたしはバッグも持たずに、パスポートは先程、バニラーネに没収されましたから。
バニラーネはトレードマークになっちゃった籠を肩に掛け
「それじゃぁ 行きましょうか」
「あ、それじゃ あたしの携帯持って、地図も持って」
軽く睨むバニラーネでした。 アハハ
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☆ その後の調べでカードは使用されていませんでした
ホッとしました。
警察へは時間の問題で届けられなかったし、
翌日は大事な世界遺産を見に行く予定だったので、暇がなかったし
ま、お財布だけだったから。
でもね ここで喜んだ福沢諭吉様達だっただけにショック!
http://blog.goo.ne.jp/baniramama/e/75eac65c82801e721bdf887e3a26b7db