【マスネ ポム・プリゾニエール】
カルヴァドスは林檎のブランデーです。
葡萄=ブランデーと思われますが、果物を醗酵、蒸溜したものがブランデー(呼び方は違いますが)です。
そして、これは“マスネ社*注”の果実入ブランデーです。
*マスネ社はフランス・アルザス地方で1870年より操業。小規模ながら高品質なオー・ド・ヴィーやリキュールを造ることで知られている。
ポムプリゾニエールは瓶内でリンゴを育て、そこへソフトなマスネ社のノルマンディ産カルヴァドス・ヴィユーを詰めた香り高い品です。
どうやって入れたか??
普通に考えれば何てことないのですが、大人になると考え過ぎる。
瓶の底を、林檎を入れてから貼付けたとか、ボトルシップのように、切った林檎を中で組み立てたとか…。発想が強引過ぎる。
答は簡単。中で育てる。小さい時に枝を差し込むという、至ってシンプル。
私『そう、中で育てるわけね』
バイト君『芋虫入りテキーラはそのままボトルくちから入れれるけど、トカゲ酒とかはどうなるの?』
私『さぁ…、林檎と同じでしょ…、たぶん』
バイト君『えぇ~、想像したらなんか引くわ』
たしかに、瓶の中で飼われて、最後は酒浸けとは。。。
【シャンソン】ホテル・ノルマンディー / 松本幸枝
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