いよいよ猛暑も本格的なものとなり、今日も合計8人ほど途中離脱が出てしまった。
私も少し動くだけでめまいがするほどであり、休む気持ちも充分理解できる。
というか、我慢して熱中症になるくらいなら休むべきだ。
この暑さはあまりに異常すぎる。
とはいえ、一度休憩した選手を最後のゲームに出さないのが今の私のやり方。
このやり方に意義がでることを見越した上で、それでも平日はこのやり方でいく。
私の狙いは「倒れるまで頑張る選手」を作り上げることではない。
私の狙いは一貫して、中高でも通用する選手、そして自分に負けない選手を育成することだ。
今の強度で休むことを私は攻めない。
だが、今の強度をクリアしなければ一歩先へ進むことができないと教える。
平日の2時間でゲームにとる時間は15分〜20分ほど
1時間半の練習をどれだけゲームに生かそうとするかを私は見る。
だから、途中で休んでしまっては100%のパフォーマンスができないだろう。
他にも、「休んでも試合に出られる」という考えが蔓延っていることもこの方針を決断した理由だ。
これは罰として出さないのではなく、あくまでも100%のプレーができないから出さないと考えて欲しいところ。
つまり、今休んでしまっている人は悪ではなくて、まずは自分の体力のなさや甘さと向き合うことから取り組んで欲しい。
そして、最後の理由こそこの決断を後押しした。
それは「平等」であるかどうか
やはり、とりあえず休みたいから休憩する子が多いのは確かで、相反してきついと感じでも一歩踏み出す子もいる。
事実として、毎度のことゲームが近くなると休憩から復帰する、または休んでもすぐに復帰する子は多い。
それでもプレイタイムを同じ時間与えているのだとしたら、果たしてチームとして健全と言えるだろうか…
私がもし本当の意味で「平等」を謳うなら、この場合、練習の姿勢や成長度に応じてプレイタイムは変わるはず。
この考えが大きかった。
先週土曜日私が見た光景は、試合に出るチャンスがあるのに休むことを選ぶ男子数名だった。
その選手により多くの試合時間を与えていくなら、私は日々成長していく他の3.4年生や女子に時間を与えたい。
彼らが変わると信じて、今は彼らから試合時間を奪うこともあるだろう。
しかしここで辞めるなら中高のバスケは通用しない。
今折れて辞めるのなら、それは早いか遅いかでしかないのだ。
6年生が卒団してから4ヶ月、新しい部員が増え、在部生が持つべきものは危機感だと、心底思った。
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