このミニバスにいる時間、紡がれた人間の成長はそれぞれある。
昨日のゲームではそれが顕著にあらわれたのではないかと思う。
4番、キャプテンは昨日の第2ピリオドがダメダメだった。
「自分が勝たせる」というプレーは見られなかった。
4つのピリオド、どこに課題があったかといえば、2ピリだった。
まぁ、相手も2ピリが強かったという理由はあるが。
過去の俺の接し方であれば、強く訴えかけていただろう。
簡単に表現すれば、「なぜやらないんだ」と。
でも、その接し方にいたることこそ、信頼関係に欠けることを、今ならよくわかっていた。
だから俺は、「この苦しい状況であれ、勝たせるのはキャプテンである君だ」という言葉だけをかけた。
あの子ならやってくれると信じて。
それから3ピリ、キャプテンは3本連続スリーを決めた。
それに応えるように、9番もスリーを決める。
それでも負けたという事実。
この事実に対して、これからも進むことが人生。
だから、昨日の負けは伸び代として俺はとらえたい。
あと1ヶ月と少しで、中学生。
この4年間こそ、彼女がこれからを生きる道標になる。
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