5年生、ある選手にとって今日がここでの最後の練習。
最後だとしても、当たり前の日々が続き、いつもと変わらぬ時を過ごす。
ゲームは俺がマッチアップ。
最後のマッチアップは俺としても忘れることはない。
色々と思い出しながら、守りにかかった。
当たり前の日常は、こうして当たり前の中で終わりを迎える。
これもまた、自分として1つの区切りである。
2年弱という時間、愛を与えられて良かったと思う。
俺にとって高校までの別れは、全て出発で、寂しさとかは特段なかった。
だが、この4年は年々別れへの悲しさを感じるばかりだ。
それは、俺が見守る側、与える側へ回ったから。
より厳しい世界で、やっていけるか…
ずっとバスケを好きでいられるか不安に思うことだってあるし、どこまで上手くなるか楽しみでもある。
この場所を去れど、旅路は続く。
長く、険しく、果てしない旅が。
ここで目にしてきた全てに意味はあるだろう。
これからもたくさんの愛を受けて、より輝くことを願う。
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