ラフ・ダイアモンド Rough Diamond
【活動期間】
1976年~1977年
【メンバー】
デヴィッド・バイロン/David Byron(vocals)
デイヴ・"クレム"・クレムソン/Dave "Clem" Clempson(guitars)
デモン・ブッチャー/Damon Butcher(keyboard)
ウィリー・バス/Willie Bath(bass)
ジョフ・ブリットン/Geoff Britton(drums)
「ラフ・ダイアモンド」は、コロシアムやハンブル・パイのギタリストとして知られるデイヴ・"クレム"・クレムソンが1976年5月に「スティーヴ・マリオット・オール・スターズ」から離れたのちに、ユーライア・ヒープを脱退したデヴィッド・バイロンと1976年9月に結成したハード・ロック・バンドである。
ドラムスには元「ポール・マッカートニー&ウィングス」のジョフ・ブリットンが、キーボードには元「スティーヴ・マリオット・オール・スターズ」でクレムソンとバンド・メイトだったデモン・ブッチャーが、ベースにはブリットンの紹介で彼の古い友人であるウィリー・バスが加わった。
バンド名は「ダイアモンドの原石」という意味である。
1976年の終わり頃からレコーディングを開始し、1977年春にアイランド・レーベルからデビュー・アルバム『ラフ・ダイアモンド』をリリース。
アルバム・リリース後はピーター・フランプトンのアメリカ・ツアーにオープニング・アクトとして参加している。
当時一部では「新たなスーパー・グループの結成」と注目されたが、吹き荒れるパンク、ニュー・ウェイヴ旋風によってその後は話題に上ることも少なくなり、レコード・セールスも低迷した。
1977年秋にデヴィッド・バイロンが脱退すると、バンドは新たなヴォーカリストとしてゲイリー・ベルを迎え入れ、「チャンピオン」と改名して再スタートを切った。
バイロンは、脱退後ソロ活動を経て「デヴィッド・バイロン・バンド」を結成した。
【ディスコグラフィ】
<アルバム>
1977年 ラフ・ダイアモンド/Rough Diamond US103位
【メンバー変遷】
#1 1976.9~1977.9
デヴィッド・バイロン(vocals)※ex. Uriah Heep
デイヴ・"クレム"・クレムソン(guitars)※ex. Steve Marriott's All Stars
デモン・ブッチャー(keyboard)※ex. Steve Marriott's All Stars
ウィリー・バス(bass)
ジョフ・ブリットン(drums)※ex. Wings