戦争をやめよう E Pluribus Funk
【歌・演奏】
グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad
【リリース】
1971年11月15日
【録音】
1971年9月 クリーヴランド州クリーヴランド・レコード・カンパニー
【プロデューサー】
テリー・ナイト/Terry Knight
【エンジニア】
ケネス・ハマン/Kenneth Hamann
【レーベル】
キャピトル・レコード/Capitol Records
【録音メンバー】
☆グランド・ファンク・レイルロード
マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, keyboards, harmonica, vocals)
メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, percussions, vocals)
【収録曲】(★シングル=①②③)
side:A
① フットストンピン・ミュージック 3:46
Footstompin' Music(Mark Farner)
★1971年週間シングル・チャート US(ビルボード)29位 カナダ43位
② 戦争をやめよう 5:10
People, Let's Stop the War(Mark Farner)
★1971年週間シングル・チャート US(キャッシュボックス)105位
③ アップセッター 4:18
Upsetter(Mark Farner)
★1972年週間シングル・チャート US(ビルボード)73位 カナダ89位
④ アイ・カム・タンブリン 5:46
I Come Tumblin(Mark Farner)
side:B
⑤ セイヴ・ザ・ランド 4:12
Save the Land(Mark Farner)
⑥ ノー・ライズ 3:55
No Lies(Mark Farner)
⑦ ロンリネス 8:38
Loneliness(Mark Farner)
【チャート】
1971年週間アルバム・チャート
US(ビルボード)5位 カナダ3位 オーストラリア11位 日本15位
1972年年間アルバム・チャート
US(ビルボード)49位
【メ モ】
グランド・ファンク・レイルロード6枚目(スタジオ・アルバムとしては5枚目)のアルバム。RIAA公認プラチナ・アルバムを獲得した。
テリー・ナイトがグランド・ファンク・レイルロードをプロデュースするのは、このアルバムが最後である。
アルバム・ジャケットは銀貨のような仕様になっている。またアルバム・タイトルは、アメリカの硬貨に刻印されているラテン語「E Pluribus Unum」(エ・プルリブス・ウヌム=多数からひとつへ。多くの州から成る統一国家のアメリカ合衆国を指す)をもじったものである。
サバイバル Survival
【歌・演奏】
グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad
【リリース】
1971年4月15日
【録音】
1971年1月~3月 クリーヴランド州クリーヴランド・レコード・カンパニー
【プロデューサー】
テリー・ナイト/Terry Knight
【レーベル】
キャピトル・レコード/Capitol Records
【録音メンバー】
☆グランド・ファンク・レイルロード
マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, keyboards, harmonica, vocals)
メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, vocals)
【収録曲】(★シングル=④⑦)
side:A
① カントリー・ロード 4:22
Country Road(Mark Farner)
② オール・ユーヴ・ガット・イズ・マネー 5:16
All You've Got Is Money(Mark Farner)
③ カムフォート・ミー 6:48
Comfort Me(Mark Farner)
④ フィーリン・オールライト 4:26
Feelin' Alright(Dave Mason)
★1971年週間シングル・チャート アメリカ(ビルボード)54位 カナダ20位
side:B
⑤ 自由が欲しい 6:18
I Want Freedom(Mark Farner)
⑥ アイ・キャン・フィール・ヒム・イン・ザ・モーニング 7:15
I Can Feel Him In The Morning(Don Brewer, Mark Farner)
⑦ ギミー・シェルター 6:29
Gimme Shelter(Mick Jagger, Keith Richards)
★1971年週間シングル・チャート アメリカ(ビルボード)61位 カナダ49位 ドイツ42位
【チャート】
1971年週間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)6位 カナダ5位 日本7位 オーストラリア9位
1971年年間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)37位
【メ モ】
グランド・ファンク・レイルロード5枚目(スタジオ・アルバムとしては4枚目)のアルバム。RIAA公認プラチナ・アルバムを獲得した。
ライヴ・アルバム Live Album
【歌・演奏】
グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad
【リリース】
1970年11月16日
【録音】
1970年6月23日~25日 フロリダ州
【プロデューサー】
テリー・ナイト/Terry Knight
【エンジニア】
ケネス・ハマン/Kenneth Hamann
【レーベル】
キャピトル・レコード/Capitol Records
【録音メンバー】
☆グランド・ファンク・レイルロード
マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, keyboards, harmonica, vocals)
メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, vocals)
【収録曲】(★シングル=⑥⑧)
side:A
① イントロダクション 2:37
Introduction
② アー・ユーレディ 3:33
Are You Ready(Mark Farner)
③ パラノイド 7:19
Paranoid(Mark Farner)
④ イン・ニード 10:10
In Need(Mark Farner)
side:B
⑤ ハートブレイカー 7:11
Heartbreaker(Mark Farner)
⑥ 孤独の叫び 13:09
Inside Looking Out(J Lomax, A Lomax, Eric Bardon, B Chandler)
★1971年1月リリース
side:C
⑦ ワーズ・オブ・ウィズダム 0:58
Words of Wisdom
⑧ ミーン・ミストリーター 4:55
Mean Mistreater(Mark Farner)
★1970年週間シングル・チャート アメリカ47位 カナダ30位
⑨ マーク・セイズ・オールライト 5:13
Mark Says Alright(Mark Farner, Don Brewer, Mel Schacher)
⑩ T.N.U.C. 11:31
T. N. U. C. (Mark Farner)
side:D
⑪ イントゥ・ザ・サン 11:23
Into the Sun(Mark Farner)
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)5位 日本10位 カナダ5位
1971年週間アルバム・チャート イギリス29位 オーストラリア15位
1971年年間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)16位
【メ モ】
グランド・ファンク・レイルロード4枚目のアルバム。バンド初のライヴ・アルバムである。アナログ盤2枚組でリリースされ、RIAA公認ダブル・プラチナ・アルバムを獲得した。
躍動感のあるアルバム・ジャケット写真は、1970年7月に行われたアトランタ・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァルに出演した時のものである。
幻想への回帰 Return to Fantasy
【歌・演奏】
ユーライア・ヒープ/Uriah Heep
【リリース】
1975年6月13日
【録音】
1975年春
ランズダウン・スタジオ(ロンドン)
モーガン・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
ジェリー・ブロン/Gerry Bron
【エンジニア】
ピーター・ギャレン/Peter Gallen
【レーベル】
ブロンズ/Bronze(イギリス)
ワーナー・ブラザーズ/Warner Brothers(アメリカ)
【収録曲】(☆シングル=①⑤)
side:A
☆① 幻想への回帰 5:51
Return to Fantasy(David Byron, Ken Hensley)
*1975年週間シングル・チャート オランダ34位
② シェイディ・レディ 4:47
Shady Lady(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
③ デヴィルズ・ドーター 4:49
Davil's Daughter(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
④ ビューティフル・ドリーム 4:53
Beautiful Dream(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
side:B
☆⑤ プリマ・ドンナ 3:09
Prima Donna(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
*1975年週間シングル・チャート ノルウェイ3位 デンマーク10位
⑥ 忘却への道 4:22
Your Turn to Remember(Ken Hensley)
⑦ ショウダウン 4:19
Showdown(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
⑧ 去ったのは何故 3:52
Why Did You Go(David Byron, Ken Hensley, Mick Box, Lee Kerslake)
⑨ 一年か一日か 4:29
A Year or a Day(Ken Hensley)
【録音メンバー】
☆ユーライア・ヒープ
デヴィッド・バイロン/David Byron(lead-vocals)
ミック・ボックス/Mick Box (guitars)
ケン・ヘンズレー/Ken Hensley(keyboards, synthesizer, guitars, backing-vocals)
ジョン・ウェットン/John Wetton(bass, mellotron, backing-vocals)
リー・カースレイク/Lee Kerslake(drums, percussions, backing-vocals)
【チャート】
1975年週間アルバム・チャート
イギリス7位 アメリカ85位 日本74位
ノルウェイ2位 オーストリア3位 フィンランド8位 スウェーデン9位 オランダ10位 デンマーク12位 ドイツ21位 オーストラリア22位 ニュージーランド29位 カナダ83位
1975年年間アルバム・チャート
ドイツ49位
【メ モ】
ユーライア・ヒープ8作目のスタジオ・アルバム。
このアルバムから、キング・クリムゾンやロキシー・ミュージックに在籍していたジョン・ウェットン(bass)が新メンバーとして参加している。
全英アルバム・チャートではユーライア・ヒープの最高となる7位を記録。ノルウェイでは最高位2位、22週にわたってチャートのトップ20にランクインするなど、大ヒットを記録した。
デイヴ・グリーンスレイド David John "Dave" Greenslade
【パート】
オルガン、ピアノ、キーボード、ヴィブラフォン
【生没年月日】
1943年1月18日~
【出生地】
イングランド サリー州ウォーキング
【経 歴】
クリス・ファーロウ& ザ・サンダーバーズ(1964.5~1967.4)
ジーノ・ワシントン & ザ・ラム・ジャム・バンド/Geno Washington & The Ram Jam Band
コロシアム/Colosseum(1968~1971)
イフ/If(1972)
グリーンスレイド/Greenslade(1972~1976)
グリーンスレイド/Greenslade(1977)
コロシアム/Colosseum(1994~2015)
グリーンスレイド/Greenslade(2000~2003)
ブリティッシュ・ジャズ・ロック・バンド「コロシアム」のキーボード奏者。コロシアム解散後は自己のグループ「グリーンスレイド」を率いた。
21世紀に入ると、それぞれ再結成されたコロシアムとグリーンスレイドの両バンドで並行して活動を続けた。
1943年、イングランドのサリー州ウォーキングで、オーケストラ・アレンジャーのアーサー・グリーンスレイドの息子として生まれた。
1960年、高校の仲間5人によって結成されたアマチュア・バンドに加わる。メンバーは、グリーンスレイドのほかジョン・ハイズマン(drums)、トニー・リーヴス(bass)、クライヴ・バロウズ(sax)、ポール・マクドウェル(guitar)からなる5人で、ジャズやブルースを演奏していた。
高校卒業とともにこのバンドが解散すると、「ウエス・ミンスター・ファイヴ」(Wes Minster Five)に短期間加わったのち、1964年に当時イギリス屈指のブルースあるいはソウル・シンガーとして大きな人気を誇っていたクリス・ファーロウ率いる「クリス・ファーロウ & ザ・サンダーバーズ」の一員となる。
1967年にサンダーバーズから離れると、「ジーノ・ワシントン & ザ・ラム・ジャム・バンド」を経て、1968年8月、高校時代の友人であるハイズマン、リーヴスらと合流し、「コロシアム」の結成に参加。
ジャズ・ロックあるいはアート・ロックの雄としてブリティッシュ・ロック界に君臨したコロシアムは、1971年までに4枚のアルバムを発表している。
1971年秋にコロシアムが解散すると、グリーンスレイドはジャズ・ロック・バンド「イフ」に短期間在籍。
1972年11月、コロシアムでバンド・メイトだったトニー・リーヴス(bass)、元ウェブ~サムライのデイヴ・ローソン(keyboard)、キング・クリムゾンやフィールズで活動していたアンドリュー・マカロック(drums)とともに、自分の姓を冠した自己のバンド「グリーンスレイド」を結成する。
ロックでは珍しいギターレス・バンド、かつツイン・キーボード・カルテットというユニークな編成で話題となったグリーンスレイドは、1973年にはファースト・アルバムとセカンド・アルバムを立て続けにリリースして注目されたが、4枚のアルバムを残して1976年初頭に解散。
1976年、ファースト・ソロ・アルバム『カクタス・クワイア/Cactus Choir』を発表し、レコーディングに参加したミック・ロジャース(guitar, vocal)、サイモン・フィリップス(drums)らとともにツアーを行う。
1977年にはトニー・リーヴス、ジョン・ハイズマン、ミック・ロジャースとともにグリーンスレイドとして1週間のツアーを行ったが、パーマネントな活動には至らなかった。
1979年、セカンド・ソロ・アルバム『The Pentateuch of the Cosmogony』を発表。これはグリーンスレイドの4枚目のアルバム『タイム・アンド・タイド』のイラストを担当したパトリック・ウッドロフとのコラボレーション作品である。
その後はテレビ業界に活動の拠点を移し、テレビ音楽の制作に専念。「新しいテレビのテーマが必要になったときに、イギリスのすべてのテレビプロデューサーがグリーンスレイドを呼ぶ」と言われる存在となり、BBC放送の番組「Gangsters」(1975~1978)や「Bird of Prey」(1982~1984)、「A Very Peculiar Practice」(1986)など数多くのテレビ音楽を担当した。
1994年、友人でSF作家テリー・プラチェットの小説に触発されて制作した15年ぶりのソロ・アルバム『From the Discworld』を発表し、ロック界に復帰。またこの年にはコロシアムの再結成に参加している。
1997年、コロシアムは27年ぶりのスタジオ・アルバム『Bread & Circuses』を発表。
1999年、グリーンスレイドは、リーヴス、ジョン・ヤング(keyboard, vocal)、クリス・コゼンス(drums)の4人でグリーンスレイドを再結成し、コロシアムと並行して活動する。2000年には25年ぶりのグリーンスレイド5thアルバム『ラージ・アフタヌーン』を発表。
グリーンスレイドはライヴ中心に2003年まで活動を続けた。
2007年、コロシアムはジョン・ハイズマン(drums)、デイヴ・クレムソン(guitar)、デイヴ・グリーンスレイド(keyboards)、マーク・クラーク(bass)、クリス・ファーロウ(vocal)、バーバラ・トンプソン(sax)の編成で初来日を果たした。
2015年、コロシアムは2月28日のロンドン公演を最後に活動を停止。
2021年、グリーンスレイドの5枚組ライヴ・ボックス・セット『Live Manners 1973-2001』がリリースされる。
【ディスコグラフィ】
<コロシアム>
☆アルバム(*=ライヴ・アルバム)
1969年 コロシアム・ファースト/Those Who Are About to Die Salute You(イギリス15位)
1969年 ヴァレンタイン組曲/Valentyne Suite(イギリス15位)
1970年 グラス・イズ・グリーナー/Grass Is Greener(『ヴァレンタイン組曲』収録曲を中心としたアメリカ編集盤)
1970年 ドーター・オブ・タイム/Daughter of Time(イギリス23位 ドイツ36位)
1971年 *コロシアム・ライヴ/Colosseum Live(イギリス17位 オーストラリア48位)
1995年 *LiveS The Reunion Concerts 1994
1997年 Bread & Circuses
2003年 Tomorrow's Blues
2003年 *コロン1994-リユニオン・コンサート/Live Cologne 1994
2003年 *The Complete Reunion Concert
2007年 *コロシアム・ライヴ!05/Live05
2009年 *Theme for a Reunion
2014年 タイム・オン・アワ・サイド/Time on Our Side
2015年 *Live At Boston Tea Party, August 1969
2020年 *Live At Montreux Jazz Festival 1969
2020年 *Live At Ruisrock, Turku, Finland, 1970
2020年 *Live At Oioer Club, Rome, Italy 1971
2020年 *Live '71, Canterbury, Brighton & Manchester
★シングル
1969年 Walking in the Park
1969年 The Kettle
1971年 The Daughter of Time
<グリーンスレイド>
☆アルバム(*=ライヴ・アルバム)
1973年 グリーンスレイド/Greenslade
1973年 ベッドサイド・マナーズ・アー・エクストラ/Bedside Manners Are Extra
1973年 *Reading Festival 1973(1曲のみ)
1974年 スパイグラス・ゲスト/Spyglass Guest(イギリス34位)
1975年 タイム・アンド・タイド/Time And Tide
1997年 *Shades of Green(1972-75)
1999年 *ライヴ'73-'75/Live
2000年 *ラージ・アフタヌーン/Large Afternoon
2002年 *Greenslade 2001/Live The Full Edition
2013年 *ライヴ・イン・ストックホルム 1975/Live in Stockholm March 10th, 1975
2016年 *The Birthday Album - Live Switzerland
★シングル
1973年 Temple Song
1975年 Catalan
1976年 Gangsters
<ソロ・アルバム>
1976年 カクタス・クワイア/Cactus Choir
1979年 The Pentateuch of Cosmogony
1994年 From the Discworld
1999年 Going South
2011年 Routes/Roots
<ゲスト参加>
*ディック・ヘクストール=スミス
1972年 ア・ストーリー・エンディッド/A Story Ended
クローサー・トゥ・ホーム Closer to Home
【歌・演奏】
グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad
【リリース】
1970年6月15日
【録音】
1970年3月 クリーヴランド州クリーヴランド・レコード・カンパニー
【プロデューサー】
テリー・ナイト/Terry Knight
【レーベル】
キャピトル・レコード/Capitol Records
【録音メンバー】
☆グランド・ファンク・レイルロード
マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, keyboards, vocals)
メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, vocals)
【収録曲】(★シングル=⑧)
全作詞作曲=マーク・ファーナー
side:A
① グッド・マンズ・ブラザー 4:50
Sin's a Good Man's Brother
② エイムレス・レディ 3:29
Aimless Lady
③ ナッシング・イズ・ザ・セイム 5:14
Nothing Is the Same
④ ミーン・ミストリーター 4:28
Mean Mistreater
⑤ ゲット・イット・トゥゲザー 5:08
Get It Together
side:B
⑥ アイ・ドント・ハヴ・トゥ・シング・ザ・ブルース 4:37
I Don't Have to Sing the Blues
⑦ フックト・オン・ラヴ 7:13
Hooked on Love
⑧ アイム・ユア・キャプテン(クローサー・トゥ・ホーム) 10:01
I'm Your Captain(Closer to Home)
★1970年週間シングル・チャート(シングル・ヴァージョン) アメリカ(ビルボード)22位 カナダ21位
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)6位 日本30位 カナダ5位 オーストラリア9位
1970年年間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)65位
1971年年間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)100位
【メ モ】
グランド・ファンク・レイルロードのサード・アルバム。RIAA公認ダブル・プラチナ・アルバムを獲得した。
ソングス・フォー・ア・テイラー Songs for a Tailor
【歌・演奏】
ジャック・ブルース/Jack Bruce
【リリース】
イギリス=1969年8月29日
アメリカ=1969年10月6日
【録音】
1969年4月~6月 ロンドン モーガン・スタジオ
【プロデューサー】
フェリックス・パパラルディ/Felix Pappalardi
【エンジニア】
アンドリュー・ジョンズ/Andrew Johns
【レーベル】
イギリス=ポリドール
アメリカ=アトコ
【録音メンバー】
ジャック・ブルース/Jack Bruce(bass=all tracks, piano①~⑥⑧⑩, organ②③④⑩, guitar⑤⑦⑨, cello⑤, vocals=all tracks)
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ジョージ・ハリスン/George Harrison(guitar①)
クリス・スペディング/Chris Spedding(guitar②③④⑥⑨⑩)
ジョン・ハイズマン/Jon Hiseman(drums①②③④⑥⑧⑨⑩)
ジョン・マーシャル/John Marshall(drums⑤⑦)
ハリー・ベケット/Harry Becket(trumpet①⑥⑧)
ヘンリー・ロウザー/Henry Lawther(trumpet①⑥⑧)
ディック・ヘクストール=スミス/Dick Heckstall-Smith(tenor-sax①⑥⑧, soprano-sax①⑥⑧)
アート・テーメン/Art Themen(tenor-sax①⑥⑧, soprano-sax①⑥⑧)
ジョン・マムフォード/John Mumford(trombone⑧)
フェリックス・パパラルディ/Felix Pappalardi(vocals⑤⑨, guitar⑨, percussion⑦)
【収録曲】(全曲作詞ピート・ブラウン/Pete Brown、全曲作曲・編曲ジャック・ブルース)
side:A
① 彼女は調子っぱずれ 3:39
Never Tell Your Mother She's Out of Tune
② イマジナリー・ウェスタン 3:27
Theme for an Imaginary Western
③ 滝へのチケット 2:59
Tickets to Waterfalls
④ ハーミストンの運命 2:20
Weird of Hermiston
⑤ 月への縄ばしご 2:51
Rope Ladder to the Moon
side:B
⑥ ミニストリー・オブ・バッグ 2:47
The Ministry of Bag
⑦ リッチモンド 3:34
He The Richmond
⑧ ボストン・ボール・ゲーム 1:44
Boston Ball Game 1967
⑨ アイゼンガード 5:28
To Isengard
⑩ クリアーアウト 2:36
The Clearout
【チャート】
1969年週間アルバム・チャート イギリス6位、アメリカ(ビルボード)55位、カナダ70位
【メ モ】
・ジャック・ブルースのファースト・ソロ・アルバム。ただし録音は、セカンド・ソロ・アルバム「シングス・ウィ・ライク」の方が早い(1968年8月録音)。
・④「ハーミストンの運命」と⑩「クリアーアウト」はクリーム時代の未発表曲である。
・②「イマジナリー・ウェスタン」もクリーム時代に作った曲だが、クリームとしての録音は残っていない。
・①「彼女は調子っぱずれ」に、ビートルズのジョージ・ハリスンが参加している。「L'Angelo Misterioso」という名でクレジットされているが、これは「グッバイ・クリーム」に収録された「バッジ」の録音へ参加した時と同じ変名である。
・ジョン・ハイズマンとディック・ヘクストール=スミスはコロシアムのメンバーである。コロシアムはサード・アルバム「ドーター・オブ・タイム」で「イマジナリー・ウェスタン」をカヴァーしているが、ハイズマンとヘクストール=スミスはその録音にも参加している。
・クリームの衣装をデザインしていたジーニー・フランクリンは、このアルバムの制作中の1969年5月12日に交通事故で死去した。このアルバムは、フランクリンに捧げられたものである。(tailor=デザイニングを含む洋服屋)
・このアルバムは、ブルースのソロ・アルバムとしては唯一全英トップ10、全米100位以内にランクインしている。(注:1981年に発表したアルバム『B.L.T.』は全米37位まで上昇したが、これはソロ・アルバムではなく、ロビン・トロワーとのコラボレーション。)
ドーター・オブ・タイム Daughter of Time
【歌・演奏】
コロシアム/Colosseum
【リリース】
1970年11月
【録音】
1970年夏 ロンドン ランズダウン・スタジオ ①~⑦
1970年7月2日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール ⑧
【プロデューサー】
ジェリー・ブロン/Gerry Bron
【エンジニア】
ポール・ギャレン/Paul Gallen
【レーベル】
イギリス=ヴァーティゴ
アメリカ=ダンヒル
【録音メンバー】
☆コロシアム
クリス・ファーロウ/Chris Farlowe(vocals①②④⑤⑦)
デイヴ・クレムソン/Dave "Clem" Clempson(guitars, vocals③)
ディック・ヘクストール=スミス/Dick Heckstall-Smith(soprano-sax, tenor-sax, spoken-words①)
デイヴ・グリーンスレイド/Dave Greenslade(organ, piano, vibraphone, backing-vocals)
マーク・クラーク/Mark Clarke(bass①⑤⑦)
ジョン・ハイズマン/Jon Hiseman(drums, percussions)
★アディショナル・ミュージシャン
バーバラ・トンプソン/Barbara Thompson(flute, alto-sax, tenor-sax, soprano-sax, baritone-sax, vocals①②③④)
ルイス・セナモ/Louis Cennamo(bass②③④⑥)
ニール・アードレイ/Neil Ardley(arrangements②④)
デレク・ワズワース/Derek Wadsworth(trombone②④)
ハロルド・ベケット/Harold Beckett(flugel-horn, trumpet②④)
ジャック・ロススタイン/Jack Rothstein(1st-violin②④)
トレヴァー・ウィリアムス/Trevor Williams(2nd-violin②④)
ニコラス・クレイマー/Nicholas Kraemer(viola②④)
チャールズ・タンネル/Charles Tunnell(1st-chello②④)
フレッド・アレキサンダー/Fred Alexander(2nd-chello②④)
【収録曲】(⑥=インストゥルメンタル ⑧=ドラム・ソロ)
side:A
① スリー・スコア・アンド・テン、アーメン 5:34
Three Score and Ten, Amen(Dave Clemson, Dave Greenslade, Jon Hiseman)
② タイム・ラメント 6:20
Time Lament(Dave Greenslade, Jon Hiseman)
③ テイク・ミー・バック・トゥ・ドゥームスデイ 4:08
Take Me Back to Doomsday(Dave Clempson, Dave Greenslade, Jon Hiseman, Dick Heckstall-Smith)
④ ザ・ドーター・オブ・タイム 3:28
The Daughter of Time(Barry Dennan, Dave Greenslade, Dick Heckstall-Smith)
side:B
⑤ テーマ・フォー・アン・イマジナリー・ウエスタン 4:01
Theme for an Imaginary Western(Peter Brown, Jack Bruce)
⑥ ブリング・アウト・ユア・ヘッド 4:14
Bring Out Your Head (Dave Clemson, Dave Greenslade)
⑦ ダウンヒル・アンド・シャドウズ 6:08
Downhill and Shadows(Dave Clemson, Jon Hiseman, Tony Reeves)
⑧ ザ・タイムマシーン 8:03
The Time Machine(Jon Hiseman)
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート イギリス23位 ドイツ36位
【メ モ】
・コロシアムの3枚目のアルバム。1970年夏にベーシストのトニー・リーヴスが脱退し、後任としてルイス・セナモ(元ルネッサンス)が加入したが、レコーディング途中で脱退したため、マーク・クラークが残りの曲でベースを弾いた。
・アナログ盤A面に収録された4曲にはジョン・ハイズマン夫人であるバーバラ・トンプソン(sax)が参加している。
・②「タイム・ラメント」と④「ドーター・オブ・タイム」で編曲を担当したニール・アードレイは、ニュー・ジャズ・オーケストラの専属音楽監督である。ジョン・ハイズマン、ディック・ヘクストール=スミス、バーバラ・トンプソンはニュー・ジャズ・オーケストラに所属していたことがある。
・⑤「Theme for an Imaginary Western」はジャック・ブルースが自己のソロ・アルバム「ソングス・フォー・ア・テイラー」(1969年)で発表した曲である。この時にもジョン・ハイズマンがドラムを叩いている。
・⑧「The Time Machine」は、1970年7月のロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを収めたものである。
ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 2 Ginger Baker's Air Force 2
【歌・演奏】
ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース/Ginger Baker's Air Force
【リリース】
1970年12月10日
【録音】
1970年5月、1970年10月 ロンドン トライデント・スタジオ
1970年9月 ロンドン オリンピック・スタジオ
【プロデューサー】
ジンジャー・ベイカー、リック・グレッチ、デニー・レイン&グラハム・ボンド/
Ginger Baker, Rick Grech, Denny Laine & Graham Bond
【レーベル】
イギリス=ポリドール
アメリカ=アトコ
【録音メンバー】
☆ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース
ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums, percussions, vocals)
ニーモイ・"スピーディ"・アクアイ/Neemoi "Speedy" Acquaye(drums, percussions)
ケニー・クラドック/Kenny Craddock(guitars, organ, piano, vocals)
コリン・ギブソン/Colin Gibson(bass)
グラハム・ボンド/Graham Bond(alto-sax, organ, piano, vocals)
スティーヴ・グレゴリー/Steve Gregory(tenor-sax, flute)
バド・ビードル/Bud Beadle(baritone-sax, tenor-sax, alto-sax)
ダイアン・スチュアート/Diane Stewart(vocals)
キャスリーン・ジェームス/Catherine James(vocals)
★アディショナル・ミュージシャン
デニー・レイン/Denny Laine(guitars, piano, vocals)
リック・グレッチ/Rick Grech(bass)
ハロルド・マクネアー/Harold McNair(tenor-sax, alto-sax, flute)
ロッキー・ジゾルヌ/Rocky Dzidzornu(percussions)
アリキ・アシュマン/Aliki Ashman(vovals)
【収録曲】
<アメリカ、イギリス、イタリア盤)
side:A
① Let Me Ride(Roebuck Staples)4:22
② Sweet Wine(Ginger Baker, Janet Godfrey)3:34
③ Do U No Hu Yor Phrenz R?(Ginger Baker)5:40
④ We Free Kings(Ginger Baker)4:22
side:B
⑤ I Don't Want to Go on Without You(Jerry Wexler)3:56
⑥ Toady(Ginger Baker)9:45
⑦ 12 Gates of the City (Graham Bond)4:05
<ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド盤)
side:A
① We Free Kings(Ginger Baker:Alternate take)4:57
② Caribbean Soup(Harold McNair)3:10
③ Sunshine of Your Love(Jack Bruce, Oete Brown, Eric Clapton)5:49
④ You Would'nt Believe It(Denny Laine, Ginger Baker)3:42
side:B
⑤ You Look Like You Could Use a Rest(Rick Grech)3:42
⑥ Sweet Wine(Ginger Baker, Janet Godfrey)3:34
⑦ I Don't Want to Go on Without You (Jerry Wexler)3:56
⑧ Let Me Ride(Roebuck Staples)4:23
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)33位、イギリス37位
【メ モ】
「ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース」のセカンドにしてファイナル・アルバム。
ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース Ginger Baker's Air Force
【歌・演奏】
ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース/Ginger Baker's Air Force
【リリース】
1970年3月30日
【録音】
1970年1月15日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ録音)
【プロデューサー】
ジミー・ミラー/Jimmy Miller
【エンジニア】
アンドリュー・ジョンズ/Andrew Johns
【レーベル】
イギリス=ポリドール
アメリカ=アトコ
【録音メンバー】
☆ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース
ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums, percussions, vocals②)
フィル・シーメン/Phil Seamen(drums, percussions)
レミ・カバカ/Remi Kabaka(drums, percussions)
スティーヴ・ウインウッド/Steve Winwood(vocals③⑦, organ, bass⑥)
デニー・レイン/Denny Laine(guitars, vocals②)
リック・グレッチ/Rick Grech(bass, violin⑥)
グラハム・ボンド/Graham Bond(alto-sax, organ, vocals⑤)
クリス・ウッド/Chris Wood(tenor-sax, flute)
ハロルド・マクネアー/Harold McMair(tenor-sax, alto-sax, flute)
ジネット・ジェイコブス/Jeanette Jacobs(vocals①③)
【収録曲】(★=シングル「マン・オブ・コンスタント・ソロウ」)
side:A
① ダ・ダ・マン 7:16
Da Da Man(Harold McNair)
② アーリー・イン・ザ・モーニング 11:14
Early in the Morning(Traditional:arranged by Ginger Baker)
side:B
③ ドント・ケア 12:32
Don't Care(Ginger Baker, Steve Winwood)
④ トード 12:59
Toad(Ginger Baker)
side:C
⑤ アイコ・ビヤエ 13:00
Aiko Biaye(Remi Kabaka, Teddy Osei)
⑥ マン・オブ・コンスタント・ソロウ 3:51
Man of Constant Sorrow(Traditional:arranged by Denny Laine)
★1970年週間シングル・チャート イギリス86位
side:D
⑦ ドゥー・ホワット・ユー・ライク 11:48
Do What You Like (Ginger Baker)
⑧ ドゥーイン・イット 5:26
Doin' It(Ginger Baker, Ric Grech)
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)33位、イギリス37位
【メ モ】
ブラインド・フェイス解散後に、ジンジャー・ベイカーが結成した「ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース」のファースト・アルバム。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを収録したもので、アナログでは2枚組としてリリースされた。