美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

薔薇の季節が始まりました

2022-04-30 16:33:18 | 薔薇と庭
4・5日前に薔薇が1輪咲きました。いつもの年は、スパニッシュ・ビューティーが一番に咲くのですが、今年は、アンジェラが最初に1輪咲きました。

1輪咲いた後は蕾ばかりですが、最初に咲く薔薇は、とても心に届きます。アンジェラは、シュラブ・ローズで、たくさんの枝を出して、たくさんの薔薇を咲かせてくれます。鮮やかな濃いピンクで、房咲きになります。

私が病気になる前は、つる薔薇として、アーチの両側に植えて誘引していました。今は、脚立に上がれないので、目の高さで切っています。それを株立ちにしてアーチの両側に咲かせています。アーチに誘引していた時は、鮮やかで、それは華やかな薔薇でした。今は、かわいい薔薇という感じですね。

アンジェラが1輪咲いた後、次はやっぱりスパニッシュ・ビューティーが咲きました。昨日、3輪咲いていました。それを写真に撮りました。


雨上がりで、鮮やかな色合いです。スパニッシュ・ビューティーは、とても華やかな薔薇です。大輪の花びらが少しフリルのように揺らいで、美しいです。夫が、家にある薔薇の中で一番好きと言っていた薔薇です。華やかで、1輪でも美しく、つる薔薇として全体もとても存在感のある薔薇です。


これから薔薇の季節が始まります。それは、本当に心が満たされる日々になります。今は16本ほどしかないのですが、それでも、毎日1輪1輪ああ咲いたね、と話しかけて薔薇と一緒にいる日々です。

この頃は、あまり体調がすぐれず、写真を撮ることも面倒になってしまいました。でも、薔薇の季節は、頑張ってできるだけ写真を撮って、Upしようと思います。

これから1か月半の間、薔薇と一緒に過ごす季節になります。花の色も形も香りもそれぞれ鮮やかに、私の毎日を彩ってくれます。


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薔薇の季節を思い

2022-02-13 19:11:24 | 薔薇と庭
私が病気になる前は、わが家の庭は薔薇の庭でした。

夫が倒れた年から、薔薇の世話は何もできなくなり、私が病気になってからは、自分のことで精いっぱいだったので、薔薇は、水不足や、雨のせいで枯れていきました。

肥料も剪定も誘引も何もしないので、だんだん荒れた庭と感じられる様になりました。

それは、華やかだったころを知っている私には、本当に無残な様子に見えました。

体は、病気になったころに比べれば、少しは動くようになりましたが、長く立っていることはできず、作業することは、難しいことでした。

でも、去年くらいから、妹が、教えてくれればできることをするよと言ってくれ、少しずつ薔薇に手をかけてくれるようになりました。



妹がやってくれる時に、自分が寝ているわけにもいかず、少しずつ私も手伝います。薔薇の世話の難しいところをやっています。

今年も、1月から2月にかけて、つる薔薇の誘因をしています。今は、つる薔薇は、7本、シュラブローズが4本、ハイブリッドティーローズが1本、オールドローズが2本あります。それらを1日1本ずつ誘引したり、剪定したりしています。



薔薇の仕事をした後は、2・3日ごろごろ寝て過ごします。体が疲れて動きません。

あと2本つる薔薇を誘引したら冬の仕事は終わります。3月に肥料をやれば、何とかきれいに咲いてくれるだろうと思います。



昔のことを思えば、本当にささやかなものですが、一時の荒れた庭のようには見えなくなりました。薔薇の数は昔の四分の一くらいしかありませんが、手をかけた薔薇は、やはり"私の薔薇"という感じがして、とてもかわいらしく思います。

妹に感謝しながら、そして、水やりなどをしてくれる母にも感謝して、今年の薔薇の庭を楽しみにしています。

2013年に咲いた薔薇の写真を下に載せました。

スパニッシュ・ビューティー


ジェーン・オースティンとスイート・ジュリエット

ロウ・ブリッター

アンジェラ

ボルティモア・ベル

春霞


ピンク・プロスペリティ

ブレイリーNO2

こんな風に咲くことを夢見て。


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今年も柿がなりました

2021-10-27 15:33:47 | 薔薇と庭
わが家の庭で、富有柿の木が枝を広げています。母と私は柿が大好物なので、毎年、柿のなるのを楽しみにしています。



今年は、100個くらいとれそうです。今、3回とって、66個取れました。写真はそのうちの一部です。まだ、木に30個くらいなっています。

柿の木は、実のなっている枝には、次の年実がならないので、枝の付け根で剪定するのが大切なコツです。枝をうまく剪定できると、毎年、ある程度の実が取れます。



そして、肥料をやることも大切です。私は、薔薇に肥料をやる時に、一緒にやっています。昔、肥料をやることに気が付かなかった頃(気が付かないのがおかしい?)は、あまり甘みがなかったと思います。この頃は、とても美味しくて、みんなでいただいています。

10月は、秋薔薇が咲く季節なのですが、今年は1本枯れてしまい、花も細々としか咲きません。それでも、1輪2輪咲いた薔薇の写真を撮りました。花が咲くと庭は少し華やかになります。

写真は上から、ハイブリッドティーローズのクリスチャン・ディオール、イングリッシュ・ローズのスイート・ジュリエットとザ・ピルグリム、シュラブ・ローズのアンジェラとピンク・プロスペリティです。


    

   



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風景をつくる薔薇の庭

2021-06-22 13:40:34 | 薔薇と庭

薔薇の一番きれいな季節が終わり、庭は、あまり花がなくなり、寂しくなりました。

私が薔薇を植えた始めたころ、薔薇の花の美しさにこだわり、一輪の花を見て、それが集まった花の美しさを見る庭を作ろうと思っていました。

花の植え方も、花の美しさを気にした植え方をしていました。株が整然と並んだ、いろいろな花色の薔薇を楽しむ、華やかな薔薇園を作りたいという思いでいっぱいでした。

そして、薔薇園を作り始めて何年かしたころに、村田晴夫さんに出会いました。たぶん、テレビの園芸番組で見たのだったと思います。

村田さんのお話や存在感に圧倒されて、自分の作ってきた薔薇園が、何か薄っぺらいかなーと思ったのです。



それから、村田さんの本を買いました。村田さんは、つる薔薇を主にした薔薇園を提唱されていました。薔薇は、風景を作るためのもので、それは、人と人がつながるための風景を作るものだという考え方でした。

私は、そうか、薔薇は風景を作るものなんだと、目からうろこが落ちる思いでした。

薔薇が風景を作り、人がその中で、親しみあうという考え方は、とても新鮮で、薔薇園の作り方を考え直すきっかけになりました。

いろいろな薔薇の世界を作る方法を教えてもらい、私の薔薇園は、風景を作る薔薇の庭に変わっていきました。

村田さんは、町中の庭に、いろいろな薔薇が植えてあり、それがまた風景を作ると考えていらっしゃったと思います。

でも、10年前に、60才で亡くなられたことをインターネットで知り、本当に残念に思います。お元気でいらっしゃったら、もっともっといろいろな薔薇の世界を作って行かれただろうと思うのです。

私の庭は、村田晴夫さんに出会ってから、少しずつハイブリッドティーローズの1輪の美しさより、つる薔薇の華やかな集合美を見る庭に変わっていきました。

病気になってしまってからは、思うような庭にもなりませんが、それでも、村田さんのおっしゃったような薔薇を風景として見る庭を目指してはいるのです。

今の私の庭の薔薇の風景は、次の写真のようです。庭を右から左に歩いていくと、こういう風景に出会います。

薔薇園への入り口のアーチから見た庭、アーチに絡ませたスパニッシュ・ビューティー。

 

塀のところにはイングリッシュ・ローズを植え、その前に、彫像を置きました。

 

駐車場へ行く道に、アーチを置いています。アンジェラがかわいく咲きます。

 

庭の奥にパーゴラを置き、その下にベンチを置いています。そこに座って花を眺めるのも素敵です。


レンガで作った壁がアクセントになります。


塀に沿って、シュラブローズを植え、その前に、日時計を置きました。


家から出たすぐのテラスです。この前、壁を塗装してもらったので、きれいです。昔は、ここにも薔薇を這わせていましたが、今は寂しい限りです。


こんな風に、庭に入ってから、右から左に向かっていくと、庭に入るアーチから最後はテラスまで、今の私にできる限りの薔薇の風景の庭です。

つる薔薇の美しさや華やかさ、そして、つながりの温かさが感じられる庭であったらいいと思っています。




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庭の風景

2021-05-15 19:09:36 | 薔薇と庭
この頃は、あまりよい姿の薔薇がないので、きれいな薔薇があるとカメラを向けます。そうすると、1輪の薔薇を写した写真ばかりになって、あまり変化がありません。

庭の風景もあまり良い形にならないのですが、(つる薔薇を高く誘引できないとか、虫や病気の被害があるとか)、今日は、薔薇がどんなふうに植えてあるかを写してみたいと努力しました。

今、わが家は、外壁の塗装工事をしていて、家の周りに足場が組んであります。薔薇を写すと、足場が写り、たいていは、庭の周りに薔薇を植えているので、よそのお家や道路などが写ります。そんな中で写した写真です。

薔薇の庭への入り口にアーチを置き、そこにスパニッシュ・ビューティーを植えています。アーチと道路との境に誘引しています。


今年は、たくさんの花が咲き、素敵な香りも楽しめました。

家から左側の境に、オールドローズのブレイリーNO.2を植えています。その花を少し庭のほうに誘引して、その下に、ピンク・プロスペリティ―を植えています。


その前に、淡いベージュのレンガを半円に敷き、日時計を置いています。ブレイリーNO.2は、よそとの境のものは、足場のために見ることできません。とてもきれいな薔薇なので残念ですが。

 

ブレイリーNO.2とピンク・プロスペリティの写真です。これらが房になって咲いている姿は、夢の中にいるようです。

塀に沿って、スイート・ジュリエットとジェーン・オースティンを植えています。できるだけ広く誘引していますが、だんだん元気がなくなってきています。


道路とのさかいに、イングリッシュ・ローズを植えて、その前に淡いベージュのレンガを半円に敷き、中心に、イタリアの彫塑を置いています。「春の子供」という像です。この頃は、洗ってあげないので、ちょっとかわいそうです。

 

スイート・ジュリエットとジェーン・オースティンが美しく咲いています。イングリッシュ・ローズは、四季咲きのものが多く、それも素晴らしいですね。

駐車場からの道にアーチを置き、アンジェラを両側に植えています。昔は、上まで誘引していましたから、それは、豊かなアーチの姿でした。今でも、花はたくさん咲き、とてもかわいらしい姿です。


アンジェラの花が、たくさん咲きそうです。今年は、お花を好きだといわれる方に、差し上げられると思います。去年までの何年かは、人にあげられるような花が咲きませんでした。今年は、本当に良い花が咲いたと思います。


この風景以外にも、何か所か見どころを作ろうとしてきました。でも、この頃は花が咲いていないとか、置いたものがかなり痛んできたとか、あまりきれいではありません。

私は、もう体力がなく、力仕事はほとんどできなくなってしまいました。妹が手伝ってはくれますが、何もかもというわけにはいきません。

今のこの風景は、2000年ころに始めた薔薇の庭づくりで作り始めて、作り続けたものです。もうずいぶん昔に植えた薔薇たちも、この頃は少しずつくたびれてきています。それを新しくしようということはできないので、薔薇が元気な間だけ楽しもうと思っています。

写真も、昔は、一眼レフのカメラやマクロレンズも持っていましたが、今はもう壊れてしまい、普通のカメラで撮っています。自分の体や気持ちの元気さに合わせて、できる限りの世話をして、それなりに楽しめればいいと思っています。


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