10月もそろそろ終わろうとしています。
2020年も何とか生きられたなあと、ちょっと早めですが、実感しています。
2016年3月に病気になって、その後、いろいろな病気にかかり、退院したのは、11月でした。
その頃は、私の寿命は、もうあまり長くないのだろうと思っていました。
何かが起こると、いつ死ぬかわからないのだから、そんなことどうでもいい、と思っていました。
誰かに何かを言われても、何かをされても、そんなことより、自分の命のことや気持ちのことを考えていました。
ところが、もうそれから4年が過ぎました。元気になったとは、思えないのですが、今すぐに病気で死ぬことはないのではないかと思っています。
毎日の生活が続き、生活をすると、人ともかかわりを持たなくてはならず、いろいろなことを言われ、態度で示されます。
毎日の生活といっても、楽しいことはあまりなく、家事をしなくてはなりません。毎日、とても大変です。そして、辛い気持ちに陥ります。
夏ころから、何か心が浮き立たず、生きているのがしんどいと思うことが多くなりました。
きっと、ストレスに押しつぶされているのでしょう。
でも、家族のため、生きていた方がいいと思ってもいます。
生きていることをとても大変だと思いながら、でも、不思議なことに、毎日の生活をしているうちに、小さな楽しみなどを見つけていたりするのです。
つまらない日々の中の小さな楽しみが、私を持ちこたえさせているのだろうと思います。