おらっちの炙り焼き ~膳~

世の中を 斬ろうと思って 返り討ち・・・そんな人生 笑ってちょうだい!

祝 ご出産!

2006-04-30 22:01:17 | from cellarphone

 いやいや、おらっちの話ではない。

 この二ケ月の間に、同級生の友人二組に子供が産まれた。めでたいことだ。

 今日、会社帰りに「miki house」に寄って、出産祝いなんぞ購入。

 靴なんですが、まだまだ先ですね。履いて歩くのは。

 友人の子供の将来を見据える男、おらっちでした。

 明日から五月。
 今年のゴールデン・ウィークも働き詰めです・・・。

 フライング気味に「五月病」です。


 ではでは♪

4・24ライブアンケート公開!

2006-04-29 22:00:37 | live
 財布の中身を確認していたら、ふと、免許証に目が行った。

 ゴールドカード。5年更新。更新時の講習なし。


 (*´゜ё゜) を!


 「平成18年の誕生日まで有効」


 今年の9月で切れることに気付いた。

 5年もあくとすっかり忘れていて、しかも、おらっち「ペーパードライバー」なので、レンタルビデオの会員証を作るときくらいしか免許証を使わないから逆に困ったりもするのだ。


 しかし、この5年で車(原チャリ含む)を運転したのが4~5回。
 もちろん無事故無違反。

 9月まで車を運転する可能性、2%程度。


 まあ、次回更新も「ゴールドカード」でしょう。変わることといえば写真くらいかな。



 おらっちです。こんばんは。



 昨夜は、インディーズバンド「e-sound speaker」のライブを見るために、下北沢まで行ってきました。
 前回2月にライブを見に行ったときにすっかり気に入ってしまい、今回も行ってみた。前回と同じ、下北沢CLUB251へ。

 うん、よかったですよ!

 ギターのジャックの接触不良なのか、音がぷつぷつ途切れるトラブルがあったりで演奏している本人たちはヒヤヒヤものだっただろうが、クオリティの高い音楽を奏でていました。
 
 ライブ終了後少しお話をさせてもらったんですが、やっぱ、トラブルが相当気になっていたらしいです。

 次回も見に行きます。



 でも、人のライブを見るにつけ、「ライブやりたい病」が発症します。
 今、レコーディング期間に入っていて、曲作りの真っ最中なのでそちらに集中したいんですが、やっぱダメですね。ライブやりたい。無性にやりたい。やりまくりたい…



 アッチも含め…



 …その欲求は自分で処理します。


 さて、24日に江古田KEI-Ⅲでやったライブで、お客さんに書いてもらったアンケートの結果を公表したいと思います。

 今回の項目は7つ。


 【1・おらっちのライブを見るのは何回目か?】
 
 「初めて」と解答した方…2名。嬉しいですね。初めてご覧になって、そしてアンケートに記入してもらえる。とても嬉しいです。次回も来て下さることを祈っております。

 「2回目」と解答し方…3名。リピーターさんですね。これも嬉しい。相当嬉しい。
 前回のライブを見て、気に入ってもらえたわけですからね。ありがたいです。次回もまた来て下さることを祈っております。

 「3回目」と解答した方…1名。はまりつつありますね。最高です!今回はカヴァー中心の選曲でしたが、またオリジナル引っさげてライブやるときも、是非来てもらいたいものです。

 「4回以上」と解答した方…4名。もう顔なじみです。ありがたい限りです。平日でも、夕方早い時間でも、貴重な時間を空けて来てくださることに感謝です。ひとりひとり抱きしめて、デープなチッスをプレゼントしたいくらいです。


 【2・どのアーティスト目当てに来場したか?】

 今回はおらっち含め4アーティストが登場。アンケートに解答してくださった方が、ほとんどおらっちから直接チケットを買ってくださったので「Mizuki Ashida」と記入してあるのが多かったのですが、約2名ほど…



 「ウーミン」


 って書いてあった。


 いやいや、あのね。


 宇海ちゃんは「お客さん」ですから!!

 
 客席にいてもその存在感を示す、宇海ちゃんの「萌神」っぷり。すげぃです。


 【3・演奏した曲で一番よかったのは?】
 
 複数回答もあったのですが、それを考慮しても「揺るぎない力で」が7票で圧倒的に多かったです。とても嬉しいことです。
 続いて「HEY JUDE」、「僕の贈りもの」と続きます。

 ビートルズ、オフコースを押さえての1番人気って、なんだかすげぃ。


 設問4は解答率が悪かったので割愛します。


 【5・次回ライブもまた来ますか?】

 「絶対行く」…6名。とてもありがたいことです。絶対来てください!!絶対にお待ちしております!!

 「時間があれば行く」…3名。ありがとうございます。時間があることを願っています!!

 「わからない」…1名。そういわずにいらしてください。両手を広げて待っております!


 設問6はこのブログを見たことがあるかないかを問う設問なので、割愛します。


 【7・メッセージ】
 
 様々なメッセージをいただきました。ありがとうございます♪
 抜粋して幾つかご紹介します。おらっちのコメント入りで…。

 ・いつもいつも、元気をたくさんもらいます。(…元気をもらってるのはこちらのほうですよ!本当にありがとう!)

 ・アカペラ、くらっときちゃいました(…酸欠でクラッときてました(爆)

 ・全体的にサイコーでした(…全体的に「勢い」でした!)

 ・毎回聞くたびに成長していますね!!(…歳だけは食っていきます…_| ̄|○ ガクッ)

 ・やっぱ美声ですわw(…主食、「のど飴」ですから(違)…ありがとうございます!)

 ・幅広い好みと楽曲にオドロキ!(…好きな音楽は多様ですね。これからもオリジナル曲とともにカヴァーも力入れていきますのでお楽しみに!)

 ・パートナー、矢口君もいいね!(…全幅の信頼をおけるギターリストです。本来シンガーなので申し訳ないのですが…)

 ・素敵でした。また来たいです。(…初めてご覧いただいて、このコメントサイコーです!)
 
 ・ピアノ・ギター・シェイカーと色々なものを使って飽きませんでした。30分があっという間でした。(…40分以上やってました(核爆)。楽器はもうちょっと練習します!)

 ・頼みますよ、雨男さんw(…おらっちも矢口君も雨男ですからね。それでも来ていただいて、本当に嬉しかったです!)


 まだまだ、メッセージは色々といただいているんですが、ありがたく全て読ませていただきました。今後のライブ活動、ひいてはおらっちの音楽活動の糧にしていきたいと思っています。

 本当に皆さんありがとう!!



 そして、今日、こんな記事を書いたものだから、



 「ライブやりたい病」悪化!




 …アッチの方は自分で処理します。



 それじゃあまたね!バイバ~イ!!


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4・24 江古田KEI-Ⅲ【ライブ報告 後編】

2006-04-26 22:37:58 | live
 「こんな仕事辞めてやる!!」と激昂モードで1日を過ごしたものの、先立つ蓄えが無いことに気付き、あっさりと残留を決めたおらっちです。こんばんは。


 まあ、色々あるんですよ。


 さて、昨日の続き。いよいよ本番ですよ!!


 「生本番」ですYO!(意味違!



 【午後6時頃 雑談】
 一旦、外に出て様子をうかがったり、矢口君はコンビニへ行ったりしつつ、6時になった。

 楽屋に戻り、田村JINさん、浦山佳音さん、矢口君、おらっちの4人で雑談。
 JINさんの話を興味深く聞く。音楽の世界に身を置いて、メジャーデビューこそしていないものの、百戦錬磨のライブ経験、著名なミュージシャンとの交流、業界裏話などで話が弾む。JINさんしゃべりっぱなし。

 本当に楽しいひとときでした。


 【午後6時半 開場】
 JINさんの話が続く中、スタッフの岩崎さんが楽屋に顔を出す。開場とのこと。

 楽屋のメンツ全員が「お願いしま~す」と声を掛ける。

 おらっちはトイレに立ってメイクをしたり、楽屋の鏡の前で髪の毛をセットしたり、ストレッチをしたり、客席に顔を出したり、譜面の準備をしたり、背中を掻いたり、鼻くそほじくったりしている。

 雨が降り続いているのか、お客さんの出足は遅い。この時点ではまだ0名。

 おらっちのお客さんが迷わずに到着することを願いつつ、いよいよ本番の時間が迫る…。


 【午後7時 開演?】
 JINさんのスペシャルトークはまだまだ続く。
 あの、ネタにしてますけど、本当にここでは書けない話が山積みで、面白かったし、ためにもなったんですよ。

 午後7時、スタッフの岩崎さんが再び登場。


 岩崎さん:「…あのぉ、開演はオンタイム(時間どおり)でいいですか?」

 JINさん:「うん、それでいいと思いますけど…」

 岩崎さん:「…あのぉ、現時点で、お客さん0名ですけど…」

 JINさん:「…じゃあ10分押しで…待ってみましょう」

 岩崎さん:「…わかりました」


 こんなやり取りがあり、本番はとりあえず10分押すことに決まる。


 そして、7時10分、みたび岩崎さん登場。


 岩崎さん:「…あのぉ、まだ見えないんですけど…」

 JINさん:「…じゃあ、あと10分待ちましょう」


 開演時間が7時20分に変更。

 
 あ、その間、楽屋ではJINさんのトーク中ですからね!


 そして、7時20分、岩崎さん登場。

 
 岩崎さん:「…あのぉ、もうギリギリです。そろそろお願いしたいんですが…」

 JINさん:「わかりました。」


 お客さんは、JINさんとTETSUYAさんのファンの方?の3名のみ。しかし、SHOW MUST GO ON!

 トップの浦山佳音さんがステージに立つ。

 彼、ものすごくおっされーな曲を作るんです。それをギター1本で弾き語り。アップテンポなものからバラードまで計4曲、MCを挟みつつ歌う。


 20分押しで始まったが、浦山さんが割りと早めに終わったので、10分程度の押しとなる。

 この間に、おらっちのお客さんもちらほら現れ始める。曲の邪魔にならないように軽く挨拶。


 2番手のTETSUYAさんは、さすがにステージ慣れしてらっしゃるようで、MCの進め方が上手い。
 次の出番がおらっちなので、あまりじっくりと聴くことはできなかったんだけど、熱いステージを演出。


 この間に、おらっちがステージに立つ予定の8時を過ぎたので、まだ到着していない人が迷っていないか、会場の外に出てみる。

 豪雨。


 大粒の雨が降っている。
 こんな中で迷ってたら申し訳ないなぁと思いつつ、次が本番なのでどうすることもできず会場に戻る。


 【午後8時20分 生本番!!】
 ステージを終えたTETSUYAさんが楽屋に戻ってくる。「お疲れ様でした」と声を掛けつつ、ステージセッティングのため、おらっちと矢口君はそれぞれの楽器などを持ってステージに上がる。譜面立てをセットし、マイクをつなげ、イスを準備し、マイクスタンドを調節し…

 ウキー!!

 ってなりながらも、なんとかセッティング完了!
 矢口君は2曲目からの出番なので、一旦楽屋に戻る。


 PAブースのスタッフに合図し、いよいよおらっちのステージが始まる。



 《1曲目 「僕の贈りもの/オフコース」》
 ちょっと長めにMCを入れ、アカペラでこの曲を歌う。

 「アカペラ」って、緊張感もあるけどそれ以上に達成感があって何か好きなんです。今回、久しぶりにアカペラの曲をやってみた。今までは洋楽のカヴァーをアカペラでやっていたんですが、今回は邦楽。しかもこの曲、おらっちが生まれた1973年にリリースされた曲。

 歌い終わったあとのお客さんの拍手が最高に気持ちいい。コレが「達成感」ってやつなんです。アカペラやった人にしかわからない快感です。


 《2曲目 「We’re All Alone/Boz Scaggs」》
 ライブでは何度かやっている曲。今回も矢口君とのタッグなので、あらためてリハーサルの必要のない曲を選択した。おらっちはヴォーカルとピアノ。

 軽めのMCを入れるつもりが、予想以上にウケたので長くなってしまう。
 矢口君を招き入れ、セッティングしている間にもうちょっとしゃべる。

 しっとりとE♭のコードを鳴らして曲がスタート。
 順調に歌い進んでいたのだが、本当に何故だかわからないのだが、急にピアノのコード(鍵盤を押さえる場所)が飛んだ。頭の中真っ白。歌詞は口を突いて出てきたのだが、3小節ほどのコードが全て空白。矢口君のギターが淋しげに鳴っていた。

 いやぁ、失敗失敗。


 すかさず次のMCでネタにしてやったが…。


 《3曲目 「揺るぎない力で/Mizuki Ashida」》
 今回のライブで唯一のオリジナル曲。おらっち、自分で作詞・作曲・アレンジをしておきながら、ライブでこの曲のピアノを弾くのは初めてなのだ。

 軽めのMCで、曲に突入。


 あとでMDを聴き返して思ったんですが、

 パーフェクト!


 CDにして売りたいくらいです。

 いや、入れましょうこのテイク。「ボーナストラック」扱いで。


 歌ってて気持ちよかったですよ、本当に。
 自分が作った曲に、自分自身が納得するほどのパワーがあることに初めて気付かされました。

 お客さんの拍手も一段と大きくなってまいりましたぁ!!


 《4曲目 「Will/Sing Like Talking」》
 おらっちが10年以上前からずーっとファンでありつづける唯一の日本人バンド、「シングライクトーキング」の曲をカヴァーしてみました。

 このブログでも度々紹介してきた「シェイカー」を振りながら、矢口君のギター伴奏で。


 曲前のMCで突然矢口君に話を振る。突然振ったもんだから、矢口君シドロモドロ。ゴメン、矢口君!!

 矢口君がしゃべっている間に、おらっちはピアノからセンターのイスへ場所移動。


 この曲もいい感じでした。オリジナルではないため、これから制作するおらっちのCDには、著作権の関係で入れることはできないですけど、最高でした。この曲が持つ疾走感だとか、コード進行の面白みが伝わってきます。

 ファルセット(裏声)、1箇所失敗しました…orz そこだけが難点。


 《5曲目 「HEY JUDE/The Beatles」》
 いよいよラストの曲です。おらっちはヴォーカルとアコースティックギター。矢口君はギターとコーラス。

 「とにかく皆さん、一緒に歌いましょう!!」

 と散々煽り、曲に突入。


 開場の皆さんのノリノリな感じが伝わってくる。

 今回のフライヤーには、この曲の歌詞カードをつけておいた。その歌詞カードを目で追いながら聴いている方、おらっちの方を見つめて口ずさんでいる方、矢口君を写メで撮っている方、悲喜交々。

 エンディングの「♪Da da da da da…」のパート。
 おらっちはとにかく煽りまくる。矢口君は主旋律を歌ってくれている。おらっちはフェイクを入れつつ、主旋律に戻りつつ、アウトラインを歌いつつ…って専門用語は難しいですね…まあ、とにかく盛り上げながらお客さんを巻き込んでいく。

 本当にありがたいことに、目が合う全てのお客さんが大きな声で「♪Da da da…」って歌ってくださってたんですよ!!

 
 リタルダンドして曲終了!!

 大きな拍手をいただき、冠二郎…いや、感無量!!


 ステージを後にする。



 もう、本当に最高のライブでした。

 もう、


 昇天&発射


 ですよ!!


 楽屋に戻り、ギターを片付けてから、フリードリンクチケットで生ビール。矢口君と乾杯。

 田村JINさんのステージを見つめながら、さっきあの場所で自分が奏でた音を探りながらアルコールに身を任せる。心地いい。そして、JINさん本領発揮!

 しゃべり倒してますYO!!


 JINさんの楽しいステージが終わり、お客さんと歓談。
 アンケートも沢山書いていただきました。後日紹介しますね。

 
 温かいお客さんの前で、そして、素敵なミュージシャンとともに、さらに、素晴らしいスタッフとともにライブができたこと、本当に素で感動しました。

 
 早速、江古田KEI-Ⅲさんから声をかけていただき、6月27日(火)のライブ出演が決定しました。詳細未定ですが、とりあえず日にちは決定ということで…。素敵。



 それまでの約2ヶ月、おらっちはCD制作に入ります。

 ライブ再開はその6月27日です!


 また、「生本番」で発射しましょう!!(←最後下ネタかよ!)



 それじゃあまたね!バイバ~イ!!


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4・24 江古田KEI-Ⅲ【ライブ報告 前編】

2006-04-25 21:37:00 | live
 中学生の時、ひょんな事から「エアメール」を出さなきゃいけないことになり、封筒の表書きに黒字で相手先の住所、こちらの住所を書いた後、赤字でデカデカと、

 AIR MALE

 と書いて、相手先に爆笑されたことがあるおらっちです、こんばんは。


 「AIR MALE」て…

 「空気男」ですからね。正しくは「AIR MAIL」ですね。
 プチ・イングリッシュ講座でした。

 ま、今となりゃあ「電車男」みたいで、颯爽とアキバ風を吹かせていて乙なのかもしれませんが…。
 ちゃんと航空便で届きましたとさ。


 さて、昨夜は江古田KEI-Ⅲにて、JIN PRESENTS「Aco Life Vol.3」に出演しました!
 今日から2日間に分けてその模様をお伝えします。【ライブ報告】はじまりでっす!!


 【午前9時 起床】
 ゆっくり寝ました。
 仕事している夢を見ましたが…orz

 外は快晴とはいかないまでも、そこそこのお天気。軽く朝食を済ませ、衣装やらギターやらフライヤーやらを鞄に詰め込む。準備万端。


 【午後2時 出発】
 遅めの昼メシを食らい、髭剃って、眉毛整えて、シャワーを浴びて、歯磨きして、髪をテキトーにセットして出発。

 愛用のチャリンコにまたがり、駅へ。

 いつも使っている電車とは別のに乗るので、家からちょっと離れた別の駅へ向かう。「離れている」とはいえ、自転車で15分かからないくらいの距離だけどね。
 ギターを抱えているので、ゆっくりと安全運転で…。

 駅に到着。また「区」によって自転車を撤去されてはお話にならないので、100円払って、駐輪場に止める。
 ぬかりなし。

 
 【午後2時半過ぎ 池袋】
 今回もギターでサポートしてくれる、同じソードミュージックの矢口慎吾君と、3時に池袋で待ち合わせることになっていたのだが、ちょっと早く着きすぎたために駅構内のドトールでブレンドコーヒー180円也を注文。

 何だか駅構内が騒がしい。

 東京にお住まいの方や勤務されている方にはわかるだろう。そう、


 山手線・埼京線運転中止


 矢口君は、地下鉄で高田馬場に出て山手線でわずか2駅先の池袋に来るというルートを選択していた。

 それを知っていたおらっちは、即メール。

 「JR、止まってるよ。どうする?」


 数分後電話着信。


 矢口:「電車、止まってま~す…どうしましょう?」

 おらっち:「動く気配ない?」

 矢口:「…なさそうですねぇ。…なんだか飯田橋まで戻って地下鉄の…う~ん、なんていう線だったかな…にのったら、江古田まで出られるらしいんですけど…そうしましょうか?」


 彼は極度の方向音痴。
 そんな彼に、飯田橋まで戻って、さらにマントルまで突き進む勢いで深く掘り下げられた地下鉄大江戸線に乗り換えて、新江古田まで出てくるような芸当ができるのか?しかも、飯田橋から新江古田に向かう場合、直通で光が丘行きが来てくれればいいが、新宿でいったん乗り換えなきゃいけない可能性もあるのだ。

 しかし、悠長に時間を潰している暇もない。

 奇跡を信じて、大江戸線回りで来てもらうように伝えた。


 おらっちは、西武池袋線に乗り江古田へ。わずか3駅。


 【午後3時過ぎ 江古田】
 ものの10分で到着。
 西武線の江古田と大江戸線の新江古田は距離にして1kmほど離れている。

 ライブハウスの場所を確認しながら(割りとすんなり見つかった)、素通りして新江古田駅を探す。
 地下鉄の駅って、どうしてこうも探しにくいんだろう。
 江古田という街自体そんなに詳しくないおらっちは、ライブハウスからもらった地図を片手に地下鉄の出口らしき場所を探す。

 ぶらぶら、ぶらぶら…

 やがて、数人の人波が同じ方向へ向かっていることに気付く。これはアヤシイ。その波に波乗りジョニーしてみる(古っ)。

 あった。

 波乗りジョニー作戦、成功!!


 改札まで潜り、矢口君の到着を待つ。奇跡を信じて…。


 【午後3時半過ぎ まだ新江古田】
 地下鉄の風圧が吹き抜ける…
 数秒後に訪れる人波…
 改札口がにぎやかになる。

 しかし、

 矢口君は現れない。

 駅の電光掲示板に流れるニュースは、相変わらず山手線・埼京線が運転を見合わせていることを伝えている。

 矢口君はこちらに向かっているのか?
 地下鉄東西線で飯田橋へ戻るつもりが、中野に出てたらどうしよう。
 大江戸線で新江古田へ向かうつもりが、月島で下車してもんじゃ焼き食ってたらどうしよう。

 様々な可能性が頭に沸いてくる。

 また地下鉄の風圧…
 人波に紛れて…


 (*´∀`)ノ 矢口君キター!


 奇跡は起きるものですね(笑)

 時間は3時50分。リハーサルまでには時間があるものの、とりあえずライブハウスへと向かう。


 【午後4時頃 江古田KEI-Ⅲ】
 地下鉄の出口を抜けると、生ぬるい風が…。
 
 上空は雲に覆われている。


 そんな中、矢口君とおらっちはともにギターを抱えとぼとぼとライブハウスへの道のりを進む。おらっちが場所を確認してから新江古田へ向かったのが功を奏し、5分ほどで到着。

 入り口には今日の出演者がホワイトボードに記されている。もちろんおらっちの名前もある…

 Mizuki Asidaって。

 細かいこと言って申し訳ないのだが、一応おらっちのアーティスト名(苗字)は「Ashida」なんですけどね。「h」が抜けてました。


 細い急な階段を地下へと下りると会場入り口。

 ドアには「風圧で扉が重くなっていますので、強く引いてください」と書いてある。

 「東京ドームじゃあるまいし、またまたぁ…」と思いながらドアノブに手をかけ、引いてみる。


 重っ!


 最上級の重さですよ、コレ。

 思いっきりドアを引くと「ビューン」という風の音とともに空気が会場内へと流れ込む。


 「おはようございま~す」
 おらっちと矢口君が会場スタッフに声を掛ける。

 まだ誰も到着していない。つまり、おらっちご一行1番のり!


 【午後4時30分 なんとなくリハ開始】
 会場スタッフが舞台のセッティングを始める。
 おらっちと矢口君はその様子を見ながら写メ撮ったり、ギターのチューニングをしたりする。

 やがて、会場スタッフの岩崎さんがおらっちに声を掛ける。

 セットリスト(曲順表)の提出、取り置きチケット表の記入、使用機材の確認などを始める。
 そして、バック・ステージ・パスと、出演者へのドリンク1杯無料券が配られる(ヤター!!)。

 そうこうしているうちに、出演者の浦山佳音さんが到着、続いてTETSUYAさんが到着する…あれ?リハのトップって、主催者の田村JINさんじゃなかったっけ?

 未だ到着せず。


 岩崎さんがおらっちに声を掛ける。
 
 「すみませんが、JINさんの到着が遅れるようなので、一番最初にリハをやってもらっていいですか?」

 あ~、全然構わないですよ!ってノリでステージに上がり、おらっちと矢口君はセッティングを始める。

 矢口君はアコースティックギターとそのエフェクター類のセッティング、マイク、譜面立てのセッティング。

 おらっちは、持参した「マイ・マイク」PVM22をつなぎ、アコースティックギター「ovation」をラインにつなぎ、譜面立てを低めにセットし、マイクスタンドの位置を調節し、続いてキーボードのイスの位置を調節し、サスティンペダルの場所を決め、譜面立てを高めにセットし、マイクスタンドを…

 ウキー!!

 やること多すぎ。


 半狂乱でセッティングを済ませ、セットリスト順でリハを進める。

 ヴォーカルのリバーブ(エコー)、モニターの音量、各楽器やマイクの音がちゃんと聴こえるかを細かくチェックしながら進める。

 全ての曲、1番だけ歌って次の曲…という具合で、つつがなく終了。

 何せ今回のライブ、カラオケに合わせる必要もなく、おらっちと矢口君の2人きりでやるライブなので、多少のことがあっても何とかなるって踏んでいたんです。決してなめてるわけじゃありませんよ。
 ちょっと盛り上がったら曲のエンディングを長くやればいいだろうし、間違えたらお互いがカバーすればいいし、話すことがなかったら矢口君に振ればいいし…。

 そういった意味で、音さえ聴こえていればあとは勢いに任すのみ!!


 浦山さん、TETSUYAさんの順でリハが進む。TETSUYAさんはリハの前からビールを飲んでいる。1杯無料チケットだけではあきたらず、自腹を切って飲んでいる。素晴らしい。」てか、ウラヤマシイ。

 無性にのどが渇くが、ウーロン茶で我慢する。


 そうこうしているうちに、田村JINさん到着。

 顔なじみの会場スタッフと談笑し、リハーサルが始まる。
 
 そのリハを見つめる他の出演者たち。
 JINさんのリハは独特で、本番で歌う曲はやらずに、昔の長渕剛などのフォークソングで軽く肩慣らし(声だし)とギターのサウンドチェックをするのだ。

 リハ終了後、全員で顔合わせ。自己紹介などをする。


 そこに、買い物に行っていた会場スタッフが戻ってきた。

 「外、大粒の雨ですよ!!」


 (*´゜ё゜) ぬ!

 今日の天気って、「晴れ時々曇り」だったでしょ?
 降水確率だって大したことなかったでしょ?




 雨男伝説、ここに復活!


 
 山手線は動かないわ、大雨は降るわ、波乱の予感がする。

 果たしてお客さんは無事たどり着くことができるのだろうか…?

 大きな不安を残したまま、開場時間が迫ってきた。



 明日に続く。



 それじゃあまたね!バイバ~イ!!


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電車は動かず・・・

2006-04-24 14:59:14 | from cellarphone
 高田馬場に着いた矢口くんから電話あり。

 「JR、動く気配なし!地下鉄東西線で飯田橋まで戻って、大江戸線で新江古田まで行きます!」

 とのこと。

 自他ともに認める方向音痴の彼に、そんな芸当が出来るのか!?

 とりあえず、池袋にいるおらっちは、西武池袋線で江古田まで行きます。

 波乱の幕開け!