「こんな仕事辞めてやる!!」と激昂モードで1日を過ごしたものの、先立つ蓄えが無いことに気付き、あっさりと残留を決めたおらっちです。こんばんは。
まあ、色々あるんですよ。
さて、昨日の続き。いよいよ本番ですよ!!
「生本番」ですYO!(意味違!
【午後6時頃 雑談】
一旦、外に出て様子をうかがったり、矢口君はコンビニへ行ったりしつつ、6時になった。
楽屋に戻り、田村JINさん、浦山佳音さん、矢口君、おらっちの4人で雑談。
JINさんの話を興味深く聞く。音楽の世界に身を置いて、メジャーデビューこそしていないものの、百戦錬磨のライブ経験、著名なミュージシャンとの交流、業界裏話などで話が弾む。JINさんしゃべりっぱなし。
本当に楽しいひとときでした。
【午後6時半 開場】
JINさんの話が続く中、スタッフの岩崎さんが楽屋に顔を出す。開場とのこと。
楽屋のメンツ全員が「お願いしま~す」と声を掛ける。
おらっちはトイレに立ってメイクをしたり、楽屋の鏡の前で髪の毛をセットしたり、ストレッチをしたり、客席に顔を出したり、譜面の準備をしたり、背中を掻いたり、鼻くそほじくったりしている。
雨が降り続いているのか、お客さんの出足は遅い。この時点ではまだ0名。
おらっちのお客さんが迷わずに到着することを願いつつ、いよいよ本番の時間が迫る…。
【午後7時 開演?】
JINさんのスペシャルトークはまだまだ続く。
あの、ネタにしてますけど、本当にここでは書けない話が山積みで、面白かったし、ためにもなったんですよ。
午後7時、スタッフの岩崎さんが再び登場。
岩崎さん:「…あのぉ、開演はオンタイム(時間どおり)でいいですか?」
JINさん:「うん、それでいいと思いますけど…」
岩崎さん:「…あのぉ、現時点で、お客さん0名ですけど…」
JINさん:「…じゃあ10分押しで…待ってみましょう」
岩崎さん:「…わかりました」
こんなやり取りがあり、本番はとりあえず10分押すことに決まる。
そして、7時10分、みたび岩崎さん登場。
岩崎さん:「…あのぉ、まだ見えないんですけど…」
JINさん:「…じゃあ、あと10分待ちましょう」
開演時間が7時20分に変更。
あ、その間、楽屋ではJINさんのトーク中ですからね!
そして、7時20分、岩崎さん登場。
岩崎さん:「…あのぉ、もうギリギリです。そろそろお願いしたいんですが…」
JINさん:「わかりました。」
お客さんは、JINさんとTETSUYAさんのファンの方?の3名のみ。しかし、SHOW MUST GO ON!
トップの浦山佳音さんがステージに立つ。
彼、ものすごくおっされーな曲を作るんです。それをギター1本で弾き語り。アップテンポなものからバラードまで計4曲、MCを挟みつつ歌う。
20分押しで始まったが、浦山さんが割りと早めに終わったので、10分程度の押しとなる。
この間に、おらっちのお客さんもちらほら現れ始める。曲の邪魔にならないように軽く挨拶。
2番手のTETSUYAさんは、さすがにステージ慣れしてらっしゃるようで、MCの進め方が上手い。
次の出番がおらっちなので、あまりじっくりと聴くことはできなかったんだけど、熱いステージを演出。
この間に、おらっちがステージに立つ予定の8時を過ぎたので、まだ到着していない人が迷っていないか、会場の外に出てみる。
豪雨。
大粒の雨が降っている。
こんな中で迷ってたら申し訳ないなぁと思いつつ、次が本番なのでどうすることもできず会場に戻る。
【午後8時20分 生本番!!】
ステージを終えたTETSUYAさんが楽屋に戻ってくる。「お疲れ様でした」と声を掛けつつ、ステージセッティングのため、おらっちと矢口君はそれぞれの楽器などを持ってステージに上がる。譜面立てをセットし、マイクをつなげ、イスを準備し、マイクスタンドを調節し…
ウキー!!
ってなりながらも、なんとかセッティング完了!
矢口君は2曲目からの出番なので、一旦楽屋に戻る。
PAブースのスタッフに合図し、いよいよおらっちのステージが始まる。
《1曲目 「僕の贈りもの/オフコース」》
ちょっと長めにMCを入れ、アカペラでこの曲を歌う。
「アカペラ」って、緊張感もあるけどそれ以上に達成感があって何か好きなんです。今回、久しぶりにアカペラの曲をやってみた。今までは洋楽のカヴァーをアカペラでやっていたんですが、今回は邦楽。しかもこの曲、おらっちが生まれた1973年にリリースされた曲。
歌い終わったあとのお客さんの拍手が最高に気持ちいい。コレが「達成感」ってやつなんです。アカペラやった人にしかわからない快感です。
《2曲目 「We’re All Alone/Boz Scaggs」》
ライブでは何度かやっている曲。今回も矢口君とのタッグなので、あらためてリハーサルの必要のない曲を選択した。おらっちはヴォーカルとピアノ。
軽めのMCを入れるつもりが、予想以上にウケたので長くなってしまう。
矢口君を招き入れ、セッティングしている間にもうちょっとしゃべる。
しっとりとE♭のコードを鳴らして曲がスタート。
順調に歌い進んでいたのだが、本当に何故だかわからないのだが、急にピアノのコード(鍵盤を押さえる場所)が飛んだ。頭の中真っ白。歌詞は口を突いて出てきたのだが、3小節ほどのコードが全て空白。矢口君のギターが淋しげに鳴っていた。
いやぁ、失敗失敗。
すかさず次のMCでネタにしてやったが…。
《3曲目 「揺るぎない力で/Mizuki Ashida」》
今回のライブで唯一のオリジナル曲。おらっち、自分で作詞・作曲・アレンジをしておきながら、ライブでこの曲のピアノを弾くのは初めてなのだ。
軽めのMCで、曲に突入。
あとでMDを聴き返して思ったんですが、
パーフェクト!
CDにして売りたいくらいです。
いや、入れましょうこのテイク。「ボーナストラック」扱いで。
歌ってて気持ちよかったですよ、本当に。
自分が作った曲に、自分自身が納得するほどのパワーがあることに初めて気付かされました。
お客さんの拍手も一段と大きくなってまいりましたぁ!!
《4曲目 「Will/Sing Like Talking」》
おらっちが10年以上前からずーっとファンでありつづける唯一の日本人バンド、「シングライクトーキング」の曲をカヴァーしてみました。
このブログでも度々紹介してきた「シェイカー」を振りながら、矢口君のギター伴奏で。
曲前のMCで突然矢口君に話を振る。突然振ったもんだから、矢口君シドロモドロ。ゴメン、矢口君!!
矢口君がしゃべっている間に、おらっちはピアノからセンターのイスへ場所移動。
この曲もいい感じでした。オリジナルではないため、これから制作するおらっちのCDには、著作権の関係で入れることはできないですけど、最高でした。この曲が持つ疾走感だとか、コード進行の面白みが伝わってきます。
ファルセット(裏声)、1箇所失敗しました…orz そこだけが難点。
《5曲目 「HEY JUDE/The Beatles」》
いよいよラストの曲です。おらっちはヴォーカルとアコースティックギター。矢口君はギターとコーラス。
「とにかく皆さん、一緒に歌いましょう!!」
と散々煽り、曲に突入。
開場の皆さんのノリノリな感じが伝わってくる。
今回のフライヤーには、この曲の歌詞カードをつけておいた。その歌詞カードを目で追いながら聴いている方、おらっちの方を見つめて口ずさんでいる方、矢口君を写メで撮っている方、悲喜交々。
エンディングの「♪Da da da da da…」のパート。
おらっちはとにかく煽りまくる。矢口君は主旋律を歌ってくれている。おらっちはフェイクを入れつつ、主旋律に戻りつつ、アウトラインを歌いつつ…って専門用語は難しいですね…まあ、とにかく盛り上げながらお客さんを巻き込んでいく。
本当にありがたいことに、目が合う全てのお客さんが大きな声で「♪Da da da…」って歌ってくださってたんですよ!!
リタルダンドして曲終了!!
大きな拍手をいただき、冠二郎…いや、感無量!!
ステージを後にする。
もう、本当に最高のライブでした。
もう、
昇天&発射
ですよ!!
楽屋に戻り、ギターを片付けてから、フリードリンクチケットで生ビール。矢口君と乾杯。
田村JINさんのステージを見つめながら、さっきあの場所で自分が奏でた音を探りながらアルコールに身を任せる。心地いい。そして、JINさん本領発揮!
しゃべり倒してますYO!!
JINさんの楽しいステージが終わり、お客さんと歓談。
アンケートも沢山書いていただきました。後日紹介しますね。
温かいお客さんの前で、そして、素敵なミュージシャンとともに、さらに、素晴らしいスタッフとともにライブができたこと、本当に素で感動しました。
早速、江古田KEI-Ⅲさんから声をかけていただき、6月27日(火)のライブ出演が決定しました。詳細未定ですが、とりあえず日にちは決定ということで…。素敵。
それまでの約2ヶ月、おらっちはCD制作に入ります。
ライブ再開はその6月27日です!
また、「生本番」で発射しましょう!!(←最後下ネタかよ!)
それじゃあまたね!バイバ~イ!!
【ブログランキングに参加しています!】
※今日の記事が面白いと思われた方は、どれでもいいのでクリックしてください!!
「エンタメ@blog ranking」
「人気ブログランキング」
「BESTブログランキング」
クリック求ム!
おらっちの曲の試聴はこちらから(クリック)!!