先日訪問した津軽五所川原駅の待合室です。木枠の扉をガラガラと開けて駅舎の中に入りました。こんにちはという声が聞こえました。顔をあげると正面にあるお土産物屋さんの方の声でした。初めて訪問した私にも爽やかな挨拶。ひとり旅ということもあり、とても嬉しく思いました。切符売り場にも人がおられます。薄暗いけど温かく、居心地のいい待合室でした。駅やホームから係員の姿が消え、合理化が進んでいく時代。本当のサービスとは何か。考えさせられました。
なお、ここで同じく列車を待っている地元のおじいさんが、津軽なまりで私に「どこから来たの?」の聞いてこられました。「岡山からです」と答えると、「遠い所からよく来てくれたねえ」と、歓迎してくださり、沿線のことをたくさん教えてくださいました。1/3程度、なまりの関係で聞き取れないことがありましたが、津軽地方の温かい人間性を感じることができました。ありがとうございました。