先日乗車した際、撮影した青森行き寝台特急「日本海」の最後部の窓からの風景です。今回の旅は日ごろの忙しさを忘れてのんびり雪景色を楽しむ旅ということにしてみました。今回は満席ということで、車内をウロウロすることはできるだけ控えました。ただ大変個人的なことですが、昔、ブルートレインの旅の魅力のひとつとして列車最後部から景色を眺めることできるということが挙げられました。今では普通列車でも前や後の景色を見ることは簡単ですが、国鉄時代は前も後も必ずブラインドが下げられており、景色を見ることは不可能でした。唯一ブルートレインに乗った時に鉄線入りの若干見難い窓から後に流れ去る迫力ある景色を眺めることが可能でした。今回「日本海」が廃止になるとその景色を見ることができなくなるので、目に焼き付けておくことにしました。撮影は窓が曇っている上、白い雪景色にはピントもなかなか合わず、うまくできませんでしたが、最後に残った貴重な景色を見ることができました。しかし、さすが東北地方。雪も半端じゃないですね。ちなみに「あけぼの」は最後尾車両が「レディース」車両ですので、私のようなおじさんが乗車することはできません。したがいましてこの景色は見られません。
