てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

ちょっと特別な物を、普段使いにしてみる

2022-02-21 | 日記
寒いです。

で、オリンピックの映像見て、
更に震え上がっています。

どの競技も、寒そう~~!!

閉会式もさ、
気温2.2℃で上半身裸とか、
バイオリン弾くとか、
信じられない!

楽器、キンキンに冷えてるんだろうなぁ。
この後、割れたり剥がれたりしないように
慎重に常温に戻していくんだろうなぁ…

指、直前まで暖めていたんだろうか。
それにしても…

そんなことばかり気になって
演奏が耳に入りませんでした😅 


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さて。全く話は変わりますが。


コロナのせいで
家に人をお招きするということが
ピタッと無くなり、
そのため、客用食器の出番が
全くなくなりました。


先日、食器を食器棚に片付けている時、
普段使わない客用食器のあたりが
なんとなく気になって、
嫌な予感が。

恐る恐る
奥からカップ&ソーサーを引っ張り出すと、
そこにはシミの抜け殻が…



ぎゃー!!!
気持ち悪い!



必死に洗いましたよ。

で、洗いながら考えました。

客用食器、この先も
まだしばらく出番ないかも。
そもそも、客用食器って
そんなに使うもんじゃないし。
この食器、生涯であと何回使うだろう。
減価償却を考えると
むしろ良い食器ほど
積極的に使った方がいい
とも言えるような…

(いえ、我が家の客用食器は
頂き物ばかりなのですが。)

ものは使ってナンボなのです。


・・・そうだ。
これ、普段、私が使えばいいんじゃない?!
減るもんじゃないし!

いいこと思いついちゃった♪


ということで、以来、
客用食器のチェックを兼ねて
家にある全ての食器を
順番に満遍なく使うようにしています。


お茶の味は変わりませんが、
薄く白い上品なカップ(ソーサー付き)
で飲むってだけでも
なんとなく気分が上がって良いもんです。

くださった方のことを思い出したりもするし。

難点は、金縁があると
レンジが使えないことですね。

それに、大きさが上品過ぎて
物足りないのも難。

商品説明、間違ってるよね。
このカップの容量は、タイトル通り、180ccだと思います。
520のわけがない。

あと、何かの拍子に
割ってしまうんじゃないか、
という心配もね…。

食器は、減るもんじゃないけど、
割れるもんですから。

その心配を抑え込みつつ
せっせと使っています。



ところで、余談ですが
客用湯飲みについている蓋なんですけど、
あれ、みなさん、使っているのかなぁ??


私はねぇ、使ったことなくて。
 
一人楽しむ時なんて、なおさら。

百歩譲って(?)ソーサーは使っても、
蓋は要らないわーー。

収納の場所もとるし(スタッキングできない)
けっこう、邪魔。

ならば、思い切って
えいやっと捨ててしまうのも
一つの手だと思いますが、
とはいえ、
これを下さった方がとても良い人で、
しかも既に故人となっておられるとね…

しばらく悩んだ後、
その方の思い出と共に、
またそっと棚の奥に仕舞い込むのでした。


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「大事に仕舞い込んである良い物こそ
積極的に使おうキャンペーン」
の一環で、
眠らせてあった「ちょっと良い石けん」も
使うことにしました。

エッセンシャルオイルが練り込んである石けんで、
お風呂が一気に良い香りに。

ああ、やっぱり良いわ~♪
大満足です。

ウキウキしながら、
夫にも
「石けん、良い香りだったでしょ?
やっぱり違うよねー!」
と同意を求めたのですが、
なんと彼は
なんのこと?洗濯石けん?」
と曰うのです!


「違うよ!お風呂場、良い匂いって思わなかった?」

「えー???」


・・・本当に、気付かなかったようです。

言った後も、たぶんすぐに忘れて、
固形石鹸の変化には気付いていない。


信じられない。
風呂場の外まで香りが漂うくらいなのに。
凝ったマーブル模様がついていて、
見た目も全然違うのに。

・・・これに気付かないような人は、
10分の1の値段の
いつもの石鹸を使っていればいいと思います!


夫よりは女子力高めの息子も
これに関しては何も言いません。
「風呂なんて面倒臭い。
出来るだけ早く終わらせたい
としか思ってないんだろうな。


子どもが男の子だと分かった時、
義母(4人の男の子の母)から
男の子は安上がりで良いよ~
と言われて笑ってしまいました。

たぶん実際、
特に衣服などについては
安上がりだと思うし、
それはまぁ助かるんだけど。

でも、こういう時、
共感してくれる女の子のいないのは
やはり少し寂しいなぁと
思ったりもするのです。

あ、客用カップも、使うのは私一人です。
あとの2人が食器に求めるのは
容量の大きさと頑丈さだけでしょうから。
私が使った形跡を残していても、
カケラも興味を示さない。
というか、気付いていないかも。


いいもん。
共感など求めない。
一人で好きにして、満足しときます。
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【悲報】座り過ぎの悪影響は、運動しても解消されない

2021-12-09 | 日記
ここ半月はイベントが続き、
加えて仕事もちょくちょく入り、
何かと忙しく…
いつの間にか12月も3分の1が
終わろうとしているではありませんか!

例年なら、この時期には終えている
プレゼントの用意も年賀状の用意も
手つかずの状態。
プランもなけりゃ予約もしてない。
頭が働かないの。

ヤバくなりそうな予感・・・。



忙しい=動いているかというと
そうでもないのが悲しいところです。
つまり座り仕事が多いのです。
仕事時間が長くなると
かしこまって座る時間が長くなるので、
お尻は痛いわ、肩は凝るわ。

移動は車なので、
予定が混み合い、移動が多くなると
座る時間が長くなるという。

更に、私の場合、気分転換も
座ってするものが多いもんだから、
もう、どうしようもないのです。


なんとかしなくちゃねぇ…
と思っていたのですが、
そんな時、こんな記事を見つけました。


なんてこったい!

座り過ぎの運動不足を解消しようと
後で運動したとしても、
座り過ぎの悪影響は無くならないんですって!


・・・とりあえず立とう!


ということで、
立って読んだり書いたりするよう
心がけてみたのですが、
どうも高さの調節が難しく、
時間が長くなると、どこかしら痛くなるので
結局椅子に座ってしまう。

うまくいかないので、
思いついて、こちらを取り入れてみました。

(5年前、10歳の息子)

バランスボールです。

これだってベストな高さになる訳では
ないのだけれど、
立つよりマシ&椅子に座るよりマシな気がする。


息子は小さい頃から
バランスボールを椅子代わりに用いるのが
好きだったのですが、
そういえば、最近は
それほど使わなくなりました。
(使うは使うけど)


長年の友、バランスボールも、
ニトリの名品「ソファ的椅子」(勝手に命名)
には勝てないようです(笑)



代わりに私が使ってあげよう。バランスボール!
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母のポリシー

2021-11-24 | 日記
という話を書いたのですが、
それだけではフェアじゃないな
と思ったので、
母についての話を一つ。


私の母は、実は、
食事以外のことに関しては
あまりうるさくない親でした。

きちんとするのが好きだし、
いろいろ手をかけたいタイプではあるのですが、
「子どもに求める」というより
「とにかくやってあげたい」派

特に、教育面においては自由で。
金は出すが、口は出さない、が基本姿勢でした。


習い事は、
やりたいと言えばやらせるけど、
練習や進捗に関しては口を出さず、
やめたいと言えばやめさせ…
あっさりしたものです。

学校の成績もちらっと見るだけ。
進路は子ども任せ。
でも、決めたことへの物心両面の手助け
惜しみなくしてくれました。

いつも、
「子どもはお金のことなんか
気にしなくていい。
やりたいようにやりなさい。」
と言っていましたねぇ。

今どきの金銭教育とは真逆な感じですが、
子どもがどういう選択をしても
全面的に支える親の覚悟を見せる
って意味では
良い面もあるかな、と思います。


実際、自分が食うに事欠いても
教育にはドンッとお金を出す、
という姿勢でした。
ありがたいことです。

(私は全然しっかりした子ではなかったので、
もう少し口を出して
ハッパかけてくれても良かったのに、
と思ったりもしますが・笑)


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母の、この妙に肝の据わった教育ポリシー
自分の経験から導き出されたものらしいです。


母は、小中高と成績優秀で、
本当は大学に行きたかったのですが、
家の経済的事情により
高卒で働くことに。
弟たち(これまた優秀だったらしい)
が控えているので、
その進学を優先させたんです。

「女だから大学は…」ってのもあったはず。
大学の代わりに、
習い事は沢山させてもらったようだから。

でも、本当は、大学に行って
もっと学びたかった。
優秀さでは、私もひけをとっていなかったのに。

・・・という「満たされなかった思い」が
「子どもの希望を優先する」につながり、
一方で、
裕福でなくても
習い事にはお金をかけてもらった
という経験が
「教育にはお金を惜しまない」
という信念につながります。


しかし、
学校の成績と人生の良し悪しは
イコールではない
という考えも持っていて。

「学生時代はすごいガリ勉したけどね、
私、別に大した人間にはならへんかったし。
子どもに勉強勉強言うことなんかないわ、と思って」

「周り見ても、
神童って言われるくらい勉強出来た子が、
仕事もできて、良い人生送ってるかっていったら
別にそんなこともない」

と言っていました。

学びに価値を置くけれど、
それほど期待しない。

改めて考えると、不思議。


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思うに、
同じ「教育にお金を惜しまない」
という価値感であっても、
その内実は、
2種類に分けられるのではないかと。


一つは、高学歴志向・上昇志向があり、
教育を将来のための投資だと見做す考え方。

そういう人は、
惜しみなくお金を出すとはいえ、
費用対効果を考えるので、
投資対象を吟味するし、
成果にも強い関心を持ちます。
無駄な投資をしたくない、
という気持ちがあるんでしょうね。

社会的に成功しやすい
賢いやり方かもしれません。


もう一つは、
教育を、投資ではなく、
いわば掛け捨てのように捉えている人。

学ぶこと自体に価値がある
「それによって得られるもの」は
その時の満足感だけで十分、プライスレス!
という考えです。


母はこちらです。


こちらの方が、絶対楽しいと思います。
が、リターン考えずに
ひたすら散財することに
なってしまうこともある…
というか、ほとんどそんな感じ。

でもそれを「無駄」とは考えない。
ある意味貴族的といいますか。
生活実態はド庶民なのにね!


私も、母ほどではないにしても、
似た傾向はあります。

恐らく、息子も…。


「売家と唐様で書く三代目」
と言うけれど、
これって、少なくとも二代目までは
しっかり稼ぐ堅実派だった
ってことだから、まだマシじゃない?

三代続けて三代目気質だなんて(笑)


悪いけど、食い潰せるほどの財産は無いのよ、
自分の食い扶持は自分でなんとかしてね☆
と(自分を棚に上げて)
息子には言い聞かせなくちゃねー。
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食べ物の好き嫌いは、許して大丈夫だと思います

2021-11-18 | 日記
息子の魚料理の話から続きまして・・・。
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思い出のお菓子 ~インドネシア、レバランのクッキー~

2021-11-09 | 日記
忘れられないお菓子があります。

大学生の時、
バイトで他大学の事務をしたのですが、
その大学にインドネシア大学の助教授が
来ていらっしゃいました。

その方の事務的な手続きを手伝ったご縁で、
「お世話になっているから」と
帰省のお土産に
奥様が焼いたという
「インドネシアの伝統的なクッキー」
をくださったのです。

それが、もう、とっても美味しくて!


高さ10~15cm、直径20cmほど(?)の
円柱型の透明なプラスチックケースに
円を描くように整然と並べられ、
それが4,5段、ぎっしりと詰められています。

粉砂糖がまぶされた
大きめのカシューナッツのような形のクッキー。
ほどよい甘み、
口に入れればホロッと崩れる優しい食感。
その頃よく作っていた
アーモンドプードル入りボーロ、
ブールドネージュに近い
しっとりホロホロとしたクッキーです。


好みのど真ん中でした。


今まで食べたクッキーの中で
1,2を争う美味しさ!
こんなクッキーが作れるなんて
奥様は本当に素晴らしい、
ありがとうございます!!
と心からお礼を伝えると、
以降、機会ある度に
そのクッキーをお土産に下さるようになりました。

えーー、こんなに沢山のクッキー、
手間がかかるだろうに、
すみません!と恐縮しながらも、
大喜びでいただく遠慮を知らない私…

ああ、今思えば、
奥様に対して、
相応のお返しをすべきだった!
今からでもしたいくらい!!

後悔。。。


そのクッキーの美味しさと、
インドネシア人助教授の奥ゆかしく優しい笑顔と、
一抹のほろ苦い後悔が合わさって、
忘れられぬ思い出となっています。


・・・ということで、
このカルディのスノーボールクッキーを見かけると
つい買ってしまうんですよね。



入れ物の形態が、
思い出のクッキーを彷彿とするんです。
(四角と丸の違いはあるし、
インドネシアの入れ物は
もっとしっかりしたプラスチックだったけど)

残念ながら味は全然違うのですが。
カルディのは甘過ぎて…
「違うんだな-」と言いながら、
それでも食べちゃうんですけどね。
(自分で作るのが面倒だから)

で、今まさに、
カルディのスノーボールを食べながら
あの思い出のクッキーの名前は
何だったんだろう?
伝統的なお菓子って言ってたから、
もしかすると検索すれば出てくるのでは?!
と思いついたもんだから
「インドネシア」「伝統」「クッキー」で調べてみました。


・・・ありました!

こちらです。


この中の、
Putri Salju(プトリーサージュー)
ではないかと思われます。


名前が分かったのは大きな一歩!

ということで、レシピも調べてみました。
おお!
これです、これ!!


やはりアーモンドフラワー、入っていますね。

レシピがあれば、いつでも作れる!
嬉しいなー。

(と安心したら、一段落ついて
なかなか作らなかったりするんですけどねー)


インドネシア人研究者のRさん、
お元気でいらっしゃるかな。
会えるものならもう一度会って、
お礼を言いたいな。

あの当時聞けなかった
お国のいろいろな話も聞いてみたい。

ああもう、なぜ当時、
積極的にそういう話をしなかったのだろう。
興味深い話が聞けただろうに。

若い頃の私って
どれだけボンヤリしていたんだ…と
我ながら情けないったら。

今は少しはマシになったかなぁ。
亀の甲より年の功。
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