新学期。
息子のクラスは
クラス替えがないので
メンバーは変わらないのですが、
同じコースの縦のつながりが割と強いので
新1年生との交流もあります。
その新1年生の中に
中国人が2名いるんですって。
来日数週間で
まだあまり日本語を話せないのだとか。
留学生ではありません。
ペーパーテスト無し、実技試験で
入学することも可能なコースなので、
そういうこともあり得るんですね。
そういう例は聞いたことが無いけれど…。
それにしても、
日本語が不自由だったら
これから困るのではないかしら?
勉強云々以前にも、学校生活とか・・・
と心配したのですが、
息子のクラスには、
日中ハーフ(ダブル)で
家庭内言語が中国語の子という
日中バイリンガルがいるので、
その子が中国語で話しかけたり
必要事項を説明したり
しているようです。
・・・で、息子は
それを羨ましく眺めていたらしい。
僕もその輪に混ざりたい!と(笑)
息子、入学式の翌日から、
長らく放置していた
中国語学習(Duolingo)を再開しました。
実は、春休みの間、息子は
「(大学で)第二言語、何にしようかな~」
と呑気に悩んでいたんですね。
(いや、まず合格しないと…という言葉は
グッと飲み込む)
あれこれ調べて迷った末、
フランス語が良かろうという結論に至り、
フランス語学習(これもDuolingo)に着手していました。
(いやまず受験勉強を…以下同文)
が、入学式後、事情が変わった。
彼は、フランス語を一時休止して、
中国語にシフトすることに決めたようです。
「大学の第二言語は
仕事の可能性とかいろいろ考えたら
フランス語が良いと思う。
でも、今は、この環境を生かして
中国語を頑張ることにする!
だって、今、周りに
フランス語ネイティブなんて
いないもん。」
なるほどね。
(いやまず受…)
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彼の中国語学習はこんな感じです。
Duolingoで覚えたフレーズをもとに
自分が考えたフレーズを
まずクラスの日中バイリンガルに聞いてもらう。
その子にアドバイスをもらった後、
日本語が分からない中国人に
それをぶつけてみる。
すると、
日中バイリンガルには通じたことも、
日本人に慣れていない中国人には
通じなかったりするんですって。
シビアな現実!
「日本人のぼんやりした発音では通じないんだよ。
もっと大袈裟なくらい
はっきりと発音しないとダメ
ってことが分かった。」
わかる~!
日本人には
「漢字」というアドバンテージがあるから
中国語の読み書きは
割とスムーズに頭に入るんだけど、
発音は、かなり難しいよね!!!
アプリでの学習、
日本語の分かる先生のチェック、
日本語が分からない中国人との実践会話。
日々、三段構えで学習できるなんて、
初心者には
願ってもない学習環境ではありませんか。
息子の他にも
同様に中国語学習に
ハマりつつある子がいるみたい。
良いねぇ。
生徒の自主的な中国語学習だけでなく、
1年生クラスでは、
中国人の子達が
中国語の授業をしてみる
という試みがなされたらしい。
いいな~。
ま、そのうち、中国人1年生達が
日本語に慣れて、
日本語習得しちゃうと思うけど(笑)
それにしても、こういう雰囲気は
お互いに良い影響があるだろうし、
何より楽しそうで良いな、と思います。
私も混ざりたいくらい。
羨ましい限りです。