てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

学校の方針

2024-10-12 | 高3
高3息子、
「受験勉強したいから」という理由で
適時学校を休んでいます。

学校のカリキュラムは
息子に必要な受験勉強には合わないし、
そもそも勉強は
フルオーダーメイドで計画を立て、
一人で勉強するのが一番効率が良いと思う。
そこは親子の共通認識です。

だから、学校に行くか休むかは
本人の判断。


私からは
「勉強は浪人したって出来るけど、
高校生活を楽しめるのは今だけだよ
と言ってみたりはしていますが。

(これ、本心)



担任の先生は、
息子の事情を諸々了解して、
黙認してくれています。

1学期の三者面談では

「今、休み過ぎたら
追い込みをかけたい1月2月に
休めなくなったり、
救済措置の清掃活動を命じられたりするかも。
それだけ気を付けて、
自分で配分考えて休んでね。」

とだけ言われました。

先生曰く、
そもそもこの学校の生徒は、
受験近くなると
学校を休んで予備校や塾に行く子が
多いらしいのです。

学校としては、
しっかり勉強して
進学実績を作ってくれるならOK
ってところでしょうか。


---


ということで、
基本的に学校を休むことに
何の躊躇もない我が息子。

いきおい、
勉強が理由ではない時も
「己の優先事項」に照らし合わせて
休みたい時は休みます。

先日は
仲間と集うためにウキウキと
学校を早退しました。

習い事関係の、
普段は東京や外国に住む仲間や先生が
数日間、帰省していたので。

その子が滞在する間、
集まれる時間は皆でピュッと集まる。

ずっと、踊って喋って食べて喋って…
楽しそう。


私としては、
こういう理由で学校を休むのは「有り」です。
そもそも学校だって、
“友達との学校生活を楽しむために行くところ”
という認識だから。


でも、息子が「今日は学校休む~」と言った時、
こりゃー絶対ただのサボりだ
と思ったら、
「えー、そんな理由で休むの?ほんとに?」
とチクチク言ってやります。

本人も「ただのサボり」であるという
自覚があるものだから、
だいたい思い直して学校に行きますね。

つまり、
何かを頑張るため、
あるいは特別な機会を楽しむため
であるなら、
学校より優先して良い。
そんな感じです。


幸いなことに、
息子の担任の先生も
本人の自主性に委ねる度合い
うちと似た感じで。


早退する日、息子は先生に、

「今日は、滅多に会えない友達と会うので
早退します。
休むことにうるさい
面倒臭い先生もいるから、
とりあえず早退届は
“体調不良”で出しました。(←え?!)
そのへん、よろしくお願いします!(←ええっ?!)」

と正直に言ったらしいです。


担任の先生は、

「了解~。楽しんできてね!」

と送り出してくれたんですって。


話の分かる先生で良かった(笑)


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うちではこんな調子なのですが、
先日、
工業高校(商業高校だったかな?)
に通う子のお母さんから
こんな話を聞きました。

「うちの高校は遅刻や欠席に
ものすごく厳しい。
1回遅刻したら退学が目の前、くらいの勢いで。
高校卒業したらすぐ働く子が多いから、
社会人としての常識
身に着けさせるためなんですって。」

なるほど!一理ある。

…自分の都合に合わせて
自由に学校をカスタマイズして良いと思っている息子、
その学校ではやっていけないかも。
(ということは、社会でもやっていけないってことか…?)


という話を息子にしたら

「ええー!そんな学校あるの?!
ぼく、その学校だったら、今頃退学してるはず」

ですって。

だよね~(笑)


まあ…
グダグダの大学生も、
社会人になったら
大抵は
ちゃんとルール守って責任持って仕事するよね。

今は自由人な息子も、
大人になったら
必要に応じてちゃんとしてくれる
と信じたい。


(とかいって、実は成人年齢まであと数カ月)

(が!未成熟子なのです!
あと数年の猶予があるので
その間にしっかり成長してほしい)
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