しかし根来コミッショナー代行と清武球団代表は、
話題を提供するためにわざとやってるんじゃないかと
勘繰ってしまうくらい、世論と逆行したことをするな。
今年も悪くて弱い巨人を強い阪神が懲らしめてやるか。
根来氏は球団合併のときさんざん叩かれたのにまだいたのか?
いつまでやる気だ?
希望枠撤廃優先に巨人が難色(日刊スポーツ) - goo ニュース
希望入団枠の撤廃が先送りされた。21日、都内のホテルで代表者会議が行われ、ドラフト制度について検討された。スカウト活動における西武の不正発覚を受け、希望枠は撤廃する方向だった。だが、フリーエージェント(FA)獲得までの期間短縮をめぐり紛糾。来年からの撤廃は確認されたものの、今秋は希望枠を存続させる方向になった。撤廃を優先させたい球団が多数も、巨人がFAを含めた全体像にこだわり、根来泰周コミッショナー代行(74)がこれに賛同して大勢が決まった。アマやプロ野球選手会と同調してクリーンな球界をつくるはずが、決断力のないプロが台無しにした。
約7時間半に及ぶ会議の結論は、実に驚く内容だった。西武の不正発覚を受け、球界は希望枠の撤廃を決めた。しかし、「来年から」という注釈がついた。今秋については「時間がない」という理由で撤廃を見合わせた。希望枠がある昨年までの制度を継続する方向でまとまった。
根来代行「廃止の方向はあっという間に決まった。ただ、新しい制度を半年で決めるのは難しい。今年は従来方式でやり、来年3月までに新しい制度を考えればいいのではないか。来年は必ず廃止する」。
阪神野崎取締役が「新制度は来年までに決めるとしても、今秋は暫定措置として希望枠を撤廃して1巡目、もしくは2巡目までを入札抽選にすればいい」と提案した。この案には、積極性に差はあるにせよ巨人を除く10球団(西武は会議を欠席)が了承する雰囲気だった。だが、巨人清武代表は「全体的な制度として考えるべき」と、FAを含め、全体像を明確にすべきと主張した。常識的な会議なら多数意見にまとまるところだが、野球界は簡単にいかない。根来代行が巨人に賛同して少数意見が勝った。
根来代行「私は少数意見の方と同じでした。制度は十分検討すべき。勢いに流されてはいけない。私は議論をリードする立場にないが、議論を聞いていても煮詰まってはいなかった」。
希望枠を撤廃して選手の自由を奪う限り、FA短縮は避けて通れない。楽天は「9年のまま」という意見だが、多くの球団は「国内移籍に限り1年短縮の8年」を了承するムードだった。だが、巨人清武代表は妥協点として7年を譲らず、将来的には、さらなる短縮も示唆した。この点を理由として、会議後の各球団代表は「1球団だけが反対した」などと巨人を悪者にしようとした。確かに巨人の強引さは否めないが、希望枠の撤廃という大前提を覆したという点では全球団が同罪といえる。
16日に、アマと手を組んで「クリーンな球界をつくろう」と約束したばかりだった。だが、わずか5日後に裏切る結果となった。今秋も希望枠が残る。結論も、そこまでの過程も情けないものだった。【飯島智則】