ヤ〇2x-1●巨
今季の神宮球場でのプロ野球、そしてヤクルト・巨人両チームにとっても公式戦最終戦。
ヤクルト小川監督・宮本ヘッドコーチは今シーズン限りでの退任を発表しており、
有終の美を飾りたいところですが、巨人の先発山口が7回までまさかのノーヒット・ノーラン。
8回表巨人が先制点を上げスタンドもざわついてきましたが、
8回裏の先頭打者広岡が初ヒットを放ち山口はここで降板。
その後ヤクルトが同点に追いつき、10回太田のタイムリーヒットでサヨナラ勝ち。
9回表には一死二塁の場面で前日引退試合を行った阿部が代打で登場。
ピッチャーはマクガフ。
2ボールとなったところでヤクルトベンチが申告敬遠。
巨人側だけでなくヤクルト側からもブーイングが起きました。
自分もその瞬間はガッカリしましたが、後から振り返ってみると、
引退を気にしなければ普通に申告敬遠があり得る場面ですし、
阿部は前日引退試合を行っており、巨人側がどうしても打たせたいと思うのであれば
勝負しやすい場面で出すべきだと思いますし、致し方なしです。
ヤクルトは畠山の最終打席を、イニングの先頭でバレンティンの代打にしていましたから。
それに最終打席が申告敬遠というのは強打者だった証とも言えますし、
阿部本人も語っていたようですが阿部らしい終わり方です。
神宮の売り子は今年も贔屓が決まりきりませんでしたが、
来年に期待が持てる形で終えることができました。
観衆:30,509人
試合時間:3時間21分
ニッカン式スコア ヤクルト対巨人 - プロ野球 : 日刊スポーツ