「EPICソニーとその時代」
スージー鈴木著、集英社新書、2021年10月
音楽評論家の著者が、1980年代に隆盛を極めたEPICソニーの音楽と歴史を振り返った本。
自分も当時EPICソニー所属アーティストの曲をよく聴いていましたので、
本書もタイトルだけで買いました。
音楽関係者としての裏話や専門用語もありつつ、
第一章では著者の独断と偏見も交え、軽いタッチで振り返っています。
著者はEPICソニーを代表するアーティストとして、
佐野元春、大沢誉志幸、岡村靖幸を挙げています。
自分が3組挙げると、渡辺美里、TM NETWORK、佐野元春。
EPICソニーに限定せずとも、1980年代によく聴いていたアーティストです。
当ブログを始めた2005年頃は、渡辺美里についてよく書いていました。
他に取り上げられているアーティストは、
シャネルズ(ラッツ&スター)、渡辺徹、大江千里、BARBEE BOYS、
渡辺満里奈、小比類巻かほる、ドリームズ・カム・トゥルー など。
目次:
第一章 EPICソニーの「音楽」
1 SOMEDAY~いつか、EPICソニーが(1979-1984)
2 My Revolution~EPICソニーが起こした革命(1985-1987)
3 笑顔の行方~EPICソニーの向かう先(1988-1990)
第二章 EPICソニーの「時代」
1 EPICソニーの「歴史」
2 EPICソニーの「意味」
第三章 EPICソニーの「人」
1 小坂洋二インタビュー
2 佐野元春インタビュー