小説を読んでから行きました。
物語の根幹は小説と変わりませんが、
登場人物やエピソードは所々端折ったり変わってたりしました。
小説だと真ん中に一つの山場が来ますし、
前半と後半で登場人物ががらりと変わります。
映画ではどういう構成になるのか興味津々でしたが、
過去と現在が並列に進行していく形をとっていました。
やはりあの場面は映画だと最後の方に持ってきたいですよね。
納得です。
小説を読んでない人には序盤が分かりにくかったんじゃないかな~、
と感じましたが、終盤は感動的でした。
エンドロールでは井上真央の名前が最初に出てきますが、
永作と子役が主人公の映画。
でも小説を読めばそうなることは分かってますから、
この役を引き受けた井上真央もエライと思います。
しかも劇団ひとりとのキスシーンまで。
監督:成島出
原作:角田光代
出演:井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子、田中哲司、市川実和子、平田満、劇団ひとり、余貴美子、田中泯、風吹ジュン
映画『八日目の蝉』オフィシャルサイト