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妻を亡くした演出家兼俳優が、若手女性ドライバーとの交流を通して、
再び舞台に情熱を注ぐ物語。
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2021年8月公開。
早い段階から東京テアトル系の映画館で上映しており、
あらすじやキャストは気になっていましたが、
上映時間3時間というのがネックで、鑑賞をためらっていました。
そうこうしているうちに、カンヌ国際映画祭、ゴールデン・グローブ賞などで受賞し、
ついにはアカデミー賞にもノミネート。
幸いヒューマントラストシネマ渋谷での上映が続いていましたので、
いまさらながら鑑賞してきました。
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淡々とした進行の中にも、劇中劇があったり、様々な出来事が起きたりするため、
長さはそれほど気になりません。
各賞受賞・ノミネートというバイアスがかかったこともあり、
いま見ると1シーン1シーン称賛しかありません。
ただ、受賞前に見たと想定して、
劇中劇のチェーホフ「ワーニャ伯父さん」のラストシーンには
惹かれるものがあったと思いますが、
作品自体のラストはどう感じたでしょう?
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序盤は東京を舞台に、西島秀俊、霧島れいかの思いの外濃厚なラブシーンが続きます。
中盤からは舞台を広島に移し、西島秀俊を中心に、三浦透子の静と岡田将生の動が交錯。
そこに韓国人俳優陣が加わり、作品に厚みが増した印象。
「ドライブ・マイ・カー」だけあって、車のシーンが多く、移動距離も長い!
ダイバーシティ(多様性)、ヒロシマ、村上春樹といった、
外国人が好みそうな要素を含んでおり、海外各賞受賞・ノミネートも納得です。
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(ヒューマントラストシネマ渋谷)
【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2021年9月末分)
監督・脚本:濱口竜介
原作:村上春樹
出演:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン
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映画『ドライブ・マイ・カー』公式サイト
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