国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
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国鉄改革のあゆみ 番外編

2010-06-29 23:07:24 | 時事放談
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国鉄改革和解の件について、述べています。

http://d.hatena.ne.jp/whitecat_kat/

毎日新聞から引用

JR不採用:和解成立 「雇用実現へがんばる」原告会見で

不採用から23年間の闘いを振り返る原告ら=2010年6月28日午後0時40分、坂本高志撮影

不採用から23年間の闘いを振り返る原告ら=2010年6月28日午後0時40分、坂本高志撮影

 87年のJR不採用を巡って所属組合を理由とする採用差別があったとして、国労組合員ら910人が旧国鉄(現鉄道建設・運輸施設整備支援機構)を相手に起こした計5件の訴訟が和解した28日、原告・弁護団と支援団体は「かかる不幸な紛争は将来にわたって二度と起きることのないよう心から切望する」との共同声明を出した。記者会見では、和解内容を歓迎する一方、道のりが定まっていないJR各社への再雇用について、「真摯(しんし)に検討を」「企業の社会的責任を果たすべきだ」などの声が相次いだ。

 会見で、運動のまとめ役を務めた国労闘争団全国連絡会議の神宮義秋議長(61)は「23年間で63人がこの日を見ることなく亡くなった。一段落とはいえ、(雇用という)残された課題も頑張る」と話した。弁護団を代表し加藤晋介弁護士は「(採用差別という)不当労働行為をやった国鉄幹部は皆JRに行き、原告たちを放置した。こんな『やり得』は許されない」と、雇用に難色を示すJR側の姿勢を強く批判した。

 原告側によると、和解を受け入れた904人のうち、JRへの再雇用を希望するのは183人で、関連会社などを含めると322人。4月当時の与党3党と公明党が取りまとめた政治解決案は「政府はJRへの雇用について努力する。ただし、人数などが希望通り採用されることは保証できない」などとしている。

 この日最高裁で成立した和解は、政治解決案を基に、機構側が30日に総額約200億円を支払う(過去の一部訴訟で支払った約29億円は差し引く)▽原告側は東京地・高裁で係争中の訴訟を取り下げる--などの内容。【坂本高志】

 ◇「答えるタイミングではない」…JR東海社長

 JR不採用問題で政府から雇用を要請された場合について、JR東海の山田佳臣社長は28日の記者会見で「(雇用などに関して)誰からも情報が入ってこない。何も情報に直接接していないので、お答えするタイミングではない」と述べた。【平井桂月】

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毎日新聞  2010年6月28日 19時03分(最終更新 6月28日 19時52分)

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