国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

ある機関助士をみて・・・・

2006-05-24 23:33:42 | 国鉄思いで夜話
鉄道関係の映画やビデオなどは多数発売されているし、過去の作品ではDVD化されたものも多いですよね、私の場合。
 初めて見た鉄道関係のビデオが、「ある機関助士」
 
ある方が、遊びに来られた際に持ってこられたのですが、忘れて帰られた為しばらくの間自宅で保管しておりました。 
 その後、DVDを手に入れる機会が有って現在に至っていますが、この作品は今見ても感動できるというか名作だといえます。
 この映画を作ったのは、岩波映画製作所で、北海道大学中谷宇吉郎博士の提唱に
よって発足したそうです。
 また、東京12チャンネル開局に当たっては政策協力グループに属するなど、教育啓蒙の点に力を入れた会社だったそうですが、現在は解散し、その版権等は日立製作所が保管しているそうです。

 さて、それはさておき、この作品の背景などを知っていると、ヨロ楽しみが増えると思うのですが・・・・
 この映画が作られたのは昭和38年だったと思いますが。前年の三河島事故を受けての映画で国鉄の全面協力だったとか。(間違えていたらごめんなさい。)
 どうしても、後半部分の「取手までの回復運転の部分に」目が行きますが、事故で機関区に放置された機関車や、非常事態発生時の発煙筒&爆音器の設置訓練など。
 三河島事故に対するキーワードが所々に出てきます。
 そういう観点から見ると、この作品もまた違った見方ができるかもしれませんね。

でも、動労はこれでもまだまだ安全運行に関しては不十分であると言っていたようですが。

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